あらすじ
パティスリーで働く佐藤美海は店に来る年上の男性、仙崎修一に食事に誘われて交際することに。
優しく大人な彼は恋愛初心者である美海を焦らずゆっくり導いてくれる。「きみがほしくて仕方ない。ねえ、わかる? オレはきみを抱きたいんだ」仙崎の包み込むような愛に、両親を失ってから臆病になっていた美海も次第に心を開いていく。けれどある日、身近に感じていた仙崎が、ただの会社員ではなく社長であることを知ってしまい!?
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波風はあまりなし
従兄のケーキ屋に勤める21歳のヒロインは、高校生の時に事故で両親を失った辛い過去があります。
表情に乏しいけど内面は不器用なほどに素直な美人さんで、彼女に恋をしたヒーローは週一で店に来る常連客です。
年の差11歳はさほど気になりませんでしたが、最後までヒーローが敬語を使う(常にではなく所々で)のが新鮮でもあり不思議な感じもしました。
大きな事件も障害もなく最初から最後まで溺愛モードでしたが、ベッドでは少しだけSっ気のあるヒーローが天然で可愛いことを言うヒロインに翻弄される様子が楽しかったです。