【感想・ネタバレ】わたしと先生の幻獣診療録 4巻のレビュー

あらすじ

忘れ去られし≪古きものども≫。その名は──…。時代の交差点で紡がれる、少女と先生の幻獣医療譚。
※重複していた文章を削除しました。最後の「魔術師」の血筋である少女・ツィスカは獣医師見習い。獣医師・ニコに師事している中、とある往診を依頼される。それは吹雪く雪山の中、人間をも襲う化け物…。「巨大な何か」に傷つけられた手負いのグライフの治療だった。善も悪もない。ただ目の前に在る命を救うためだけに──…。これは消えゆく幻獣たちと、それを救う、少女と先生の物語。

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Posted by ブクログ

私の中でストーカー疑惑が深まりつつあったヨハネスだけど、その正体が意外なほど尊い立場であったことに驚き
本作って多数の幻獣生物が登場してきたけど、『彼ら』もきちんと存在しているんだね……
そんな存在に目をつけられ、試練のようなものを与えられたツィスカの来歴も気になってしまうけど


手負いのグライフの前まで連れてきてツィスカの行動を見極めようとしたヨハネスが投げ掛ける幾つもの問い
グライフは馬を襲い人を襲った。人間を中心に物事を考えるならば、このような存在は駆除しなければならない
だというのに、グライフがこれまでにした暴力もこれからする暴力も無視して治療を優先したツィスカ。
もしかしたらそれは思考停止の判断かもしれないけれど、医療従事者として絶対的に譲ってはいけない信念は守った判断
どうやらこの判断はヨハネスにとって合格ラインを超えていたようで。だとしても、試しの意味合いが強かったとはいえ、騙すようにして雪山までツィスカを連れて行くなんてやっぱりヨハネスはあんまり信用できそうにないなぁ(笑)
おまけにその後はニコの診療所に入り浸っているようだし、この珍妙なる隣人はこれにてレギュラー入りですか

一方でヨハネスの加入は幻獣診療に面白い方向性を持ち込んでいるね
ニコは医療科学を、ツィスカは医療魔術を用いて診療にあたってきた。ここに直感的に幻獣の生態を理解するヨハネスが加わったことで正体不明な幻獣であっても、彼らへの理解を深めていくことで診療するというスタンスが可能になったようだね
それにしても、オムレツが好みの幻獣とか初めて聞いたなぁ

迫りつつあるという東の方から来る何か
通常であれば驚異として扱うそれ。けれど、本作の場合は医療的側面からそれに対処することになるのかな?

0
2020年08月25日

Bb

購入済み

次に続くで終わってて

わー、先が気になる!!
また長い間、次巻を待たないといけないのか!

0
2019年05月15日

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