あらすじ
砂漠に咲く奇跡の都ナルマーン。王宮の上空では翼をもつ魔族が飛び交い、豊かな水をたたえた池の中には魚や竜の姿をした魔族が泳ぐ。ナルマーンの王は神に選ばれ、魔族を操る力を授けられたのだ……。そんなナルマーンに住む孤児の少年ハルーンが出会ったのは、不思議な塔に閉じ込められたひとりの少女だった。ハルーンは、自分の名前も知らないというその謎めいた少女を助けて塔を脱出する。だが彼らのあとを、魔族が、そしてナルマーン軍が追いかけてきたのだ! 〈妖怪の子預かります〉シリーズで大人気、気鋭の著者が贈る傑作異世界ファンタジー。
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かったし感動した!!!
こんな面白い物語があるのを知らなかったなんてー!!
ファンタジーだから、知らない世界で知らない生き物が出てくるけど、無理なくイメージできたのもわたしにはよかった。
多崎礼さんの本も大好きなんだけど、イメージの斜め上を行きすぎて想像力が足りないわたしにはたまに物語に入り込めなくなるのと比べると,すごく読みやすかった。
そしてハルーンの正体がお父さんで,だけどハルーンの意識はちゃんと残ってて命も残っててよかった!!!
2人は離れないのかなと思ったけど、アバンザの弟子になりたい!って稲妻狩人になるのもよかった!
時々ラピュタを感じながら読んだ。そーゆーのも楽しかった。
味方の登場人物が全員好きだった!!
無魂したお父さんを殺すところは号泣だった。辛かったよね。。。
でも、バルバザーンとしてお話ししに来てくれてよかった。
そんで青の王が無魂になった時の孤独や苦しみ、その判断力その強さ、かっこよすぎた!!!
だけど悲しかすぎたよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
誰も悪くない,不幸な事故だったんだ。っていえるお父さんが素晴らしすぎて(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
素晴らしいお話しだった〜ー!拍手喝采スタンディングオベーションーーー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
白の王と赤の王も楽しみー!!!
あと挿絵も素敵だった。
Posted by ブクログ
久しぶりにファンタジー読みたいな、と思って選んだ作品!
最初は何がどう進んで行くんだろう、と思ってたけど、謎の少女の招待、そしてお前はそういう立場なんかい!みたいな結末。
船、乗りたいなぁ…飛びたい!
Posted by ブクログ
長いようで短い冒険。
青の王は裏切ってなどいなかった。
それが一番嬉しい。
幸いの虫の幼虫の願いは訳が分からないものばかりだったけど、無駄なく追ってから逃げる為に必要な事だった。
ハルーンの飯抜きは焦げた追ってに気付くためか。
ゲバル将軍とユージーム王子は無事に逃げれて良かった。
ウルバン王がゲバル将軍に対する裏切りがなかなかに酷。
アバンザがかっこよかった。
あれほど大切な船を燃やすという決断は簡単に真似出来ることでは無い。
Posted by ブクログ
少年ハルーンと自分の名前を知らない少女の物語です。
ナルマーンの王家一族に囚われた魔族や、ナルマーンの将軍たち、様々な敵が立ちはだかります!
Posted by ブクログ
綺麗な挿絵が魅力的な冒険ファンタジー。
一年ほど前に読んだ時は面白くて駆け足で読んだが、今回はゆっくり読めた。
魔族の王が闇堕ちし、それを隠すために子供に王位を譲ろうとするがその途中で継承権のある指輪が人間の手に渡り、魔族達は奴隷として何百年も人間にこき使われる話。
印象的だったのは人間から解放された魔族が解放された瞬間に大喜びで人間と街を殺しまくるのが魔族だなと思った笑
めっちゃ好き!
Posted by ブクログ
魔族を奴隷のように人間に都合がいいように使役し栄えた王国、ナルマーン。
世界観がとても好みです^^
わくわくする冒険があったり、考えさせられるところもあったり。。
ジブリあたりで映像化してくれるとヒットしそうな気がします♪ 白の王、赤の王のシリーズもあるのでこちらも読んでみたいと思います。