【感想・ネタバレ】芙蓉千里シリーズ【全4冊 合本版】のレビュー

あらすじ

「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷…煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!?…女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕。

※本電子書籍は「芙蓉千里」「北の舞姫 芙蓉千里II」「暁の兄弟 芙蓉千里III」「永遠の曠野 芙蓉千里IV」を1冊にまとめた合本版です。

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時代は明治、舞台は哈爾濱の女郎屋。女郎として売られてきた…のではなく望んでやってきたフミ(元大道芸人で天涯孤独)の物語。女郎屋が舞台なのに、(悲惨さは描かれているものの)どこか明るい印象の物語なのは、フミが"望んで"そこへやってきたからかな。結局、女郎にはならずに芸妓になるフミの一風変わった考え方と生き方が面白過ぎます。元は図書館で借りて読んだのですがいつか購入して手元におきたいと思っていた作品なので、合体本が電子で販売されていてとても嬉しかったです。

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2020年03月09日

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