【感想・ネタバレ】日本一働きたい会社のつくりかた 社員が夢中になれる企業、ライフルの人事は何をしているのか?のレビュー

あらすじ

〈孫泰蔵氏、藤田晋氏、森川亮氏、推薦!〉12年かけて「日本一働きたい会社」という目標を達成した株式会社ライフルの人事本部長が、成功も失敗もひっくるめて、その全施策を公開する。今後、企業の盛衰は「社員が夢中で働けるかどうか」で決まる。ライフルが、試行錯誤の12年間で10倍以上も成長したことが、何よりの証明だ。組織を良くしたい、変革したいと願う経営者、マネジャー、人事担当者、必読の書。幸福経営学の第一人者、慶應義塾大学前野隆司教授による解説も収録。 ●「ベストモチベーションカンパニーアワード2017」第1位! (リンクアンドモチベーション) ●「働きがいのある会社」ランキング7年連続選出!/2017年「働きがいのある会社」女性ランキング第3位! (Great Place to Work?) ●「健康経営銘柄2017」選定! (経済産業省)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【概要】
ベンチャー企業のLIFULL社の人事が、着任時から具体的にいい会社を作るために歩んだ過程、施策を具体的に記載した本。
急成長している会社の具体的な事例なため、イメージがしやすく、広く情報をカバーしているため人事にもっと時間と情熱を注いだ方がいいと気づける。

【評価】
93点(具体的で取り組みやすいことが多い点ですごくいいが、全体的に浅かったりするから、踏み込めきれない。)
【共有したい内容】
・「「社是」「経営理念」「ガイドライン」には、「自由を方向づける」という意味もあります。」
・「当社における昇進と昇格の考え方は、中国最古の歴史書である「書経」の一説と同じ。つなり、人格者にはポジションを、成果には賞与で報いる」
・「組織は、人を幸せにするためにあります。そうでなければ、皆で集まって協力する意味がありません」
【悪いところ】
全体的に浅め。
採用の応募があるって前提からのスタートになってる。
【どういう時に役に立つか】
会社を拡大したいと思った時
人事を必要としたとき
組織文化を作っていきたいと思った時
【ターゲット】
人事部
経営者
入社3年目くらい
【自由記述】
実在の会社の具体的な事例が多くイメージしやすい。
人事に情熱を注いだ方がいいという気になる。
理念の作りこみからガイドラインはやはり必要であり、
そこがベースである。
採用も妥協しないこと、採用後半年まではしっかりと責任をもってフォローをするという姿勢。
社長が誰よりも人事に興味を持つ。
社長、役員が持っている情報は社員に共有していくという姿勢が利他にもつながる。
ここまで徹底して人事と向き合った方がいいって気になれる非常にいい本である。

【合わせて読みたい】
チームのことだけ考えた
ミッション

0
2017年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【概要】
従業員1000人以下の企業の経営者、人事、ビジネスパーソンを対象にした組織変革の手法を紹介する本。先進的な事例を学びつつ自分たちの頭で必死で考え、自社に合う形に変化させ組み合わせて導入した内情を説明

採用の優先順位
①ビジョンフィット
②カルチャーフィット
③ポテンシャル
④スキルフィッ

経営理念を実現するために重視している要素
・内発的動機付け
 自分の内側から湧き上がる「これやりたい」「こうなりたい」というような欲求

・心理的安全の確保
 社員が上司やほかのメンバーに対し、自分の考えや感情を伝えても安全だと感じられる雰囲気

組織は人を幸せにするためにあります。そうでなければ皆で集まって協力する意味がありません。

【キーワード】
・組織開発
 組織内の当事者が自らの組織を効率的にしていく(よくしていく)ことや、そのための支援

・幸福経営学

0
2019年10月08日

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