あらすじ
巨大マーケットであり、世界の工場である中国に進出する日本企業は後を断たない。しかし、そのほとんどの企業が中国人従業員の使い方で頭を痛めている。「仕事をしない」「すぐに会社を辞める」「言うことを聞かない」など。日本人はなぜ中国人を上手くマネジメントできないのか。中国で勝ち残るために必読の一冊。
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Posted by ブクログ
中国人のマネジメントに関する本はたくさんあるが、中国人が書いているという点でこの本は非常に役立つ。「〇〇のような場合は、△△のように伝えればよい」など、具体例も豊富である。来年、中国人部下を持つため、何度も読みながら実践していきたい。
Posted by ブクログ
中国に六年いたものからとってみても良書だと思った。転職は遊牧民だから説はちょっと飛躍があるかもと思ったが。わたしは中国人は現実主義で、実物主義のため、お金やものなどに異様な執着をしめすため、ころころと転職するというのが自説なのである。
Posted by ブクログ
人育てについて知りたくて読書。
非常にスッキリとして読みやすい。著者のような知日の人がもっと増えてくれると嬉しい。
・コミュニケーション
同じ船に乗る。こぎ手ではなく、船頭(コーチ)として。同じ目線で、水平にすること。
ノミニケーションの重要性。人間性、品格、公平性が大切。酔うこと=醜態をさらすことではなく、本音を語り合える信頼をしてもらっている意思表示。この認識は一般的な日本人にはない。
・人材
希望を与える。会社の成長ではなく、個人の成長を促すような動機付けをする。この組織・会社で身につくスキル・能力を今後の転職や独立へ役に立つものである説明する。
アメとムチのアメを使い方。ムチから先に出して、後からアメを出すなど柔軟に。個別のフォローアップも大切。
中国の古典など文化理解をする努力、態度を示す。論語、儒教、道教、老荘思想。
不進則退。4倍速のルールでの成長。
読書時間:約55分
本書はお借りしました。有り難うございます。
Posted by ブクログ
ユニチャームの中国進出の際、営業部長として活躍した著者の本。中国人が書いた本だけに、どうやって中国人スタッフをやる気にさせるか等が書いてあり、とても参考になった一冊だ。
Posted by ブクログ
中国ビジネスの成功体験を通じ、日系企業に必要だと、筆者が考える点を綴っている。当たり前の内容が多く、新たな視点が中々得られない。無理に一般化して語るより、自身のユニチャームでの体験を生々しく語ってくれた方が良かった。それと、ダークサイドである裏金的な世界に触れて欲しかった。
人口が多い。一般化して語っても、人それぞれ、である。ただ、日本人とは異なる傾向は確かにある。そこを強い言葉で説明し、説得力ある根拠や事例を示し、その上で処方箋を示して欲しかった。