あらすじ
いじめによって家族を奪われた女が別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる!! 昭和20年、太平洋戦争が終わりかけていた時代、樺太(からふと)で生まれ育った少女・市村ハナは、醜い容姿のため女学校で凄惨ないじめを受けていた。いじめのリーダー格は大会社の令嬢・高嶋津絢子。彼女によって泥棒の濡れ衣を着せられたハナは、退学に追い込まれてしまう。ソ連軍が空襲を開始し、樺太から北海道へ逃れる船に乗り込んだハナ一家だったが、いじめグループによって船から追い出されてしまう。その結果、ハナの家族は死んだ。ハナは天才外科医に依頼し、美しい顔を手に入れ、別人としてかつての同級生たちに近づき、復讐を果たしていく。復讐を進めるうち、人を殺めてしまったハナは罪の意識に苛まれる。また、いじめグループの女たちの間でもさらなる愛憎劇に発展して──?
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イイネ
うわ、絢子様ってまさかの…。こりゃあ、人格も歪んでくるよね…絢子様も可哀想だし、兄も可哀想。お母さん何も悪くないのに…
絇子さまの
誕生秘話でした
家族から辛い仕打ちを受け、虐待されて育った絇子さま
虐待が今の絇子さまを作り出したと思わせて、ところがどっこい
頭を打った事により人格が変わり、思考回路がよく分からない美しい絇子さまのできあがり…と言う話でした
なるほど
絢子は手塚治先生の作品、『奇子』から来ている名前なんですね…。絢子の母と祖父など、生い立ちがほぼ一緒なのでピンと来ました。酷い話ですよね。
原作のオマージュとして見るとラストは奇子のように1人だけ生き残る結果になるのでは…?!などと考えてしまいます…笑
物語が終盤に向け紐解かれて行っているので楽しみです。これからも応援しています。
ついに絢子さまの過去が描かれました。凄惨な虐待、頭を打って人格が変わり…。絢子さまも深見さんもその母親も…全員可哀想でつらい気持ちになりました。進司くんは癒し。