あらすじ
魔神にさらわれた姫ぎみを助けるため、魔法の絨毯に乗って旅に出た、若き絨毯商人アブダラは、行方不明の夫ハウルを探す魔女ソフィーと出会い…? スタジオジブリのアニメーション映画「ハウルの動く城」原作の姉妹編。本物の空飛ぶ絨毯、願い事をかなえてくれる瓶の中の精霊、砂漠の盗賊、雲の上に棲む魔神など、絢爛豪華なアラビアンナイトの世界で展開する魔法譚。
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Posted by ブクログ
前作とは打って変わって、アラビアンナイトを彷彿とさせる設定。ソフィーやハウル、カルシファーなどが出てくるのもうれしい。アブダラは頼りないけど優しいし、夜咲花は知的で謙虚。二人ともそこまで癖のあるキャラクターではないので読みやすく、素直に応援できる関係だった。
Posted by ブクログ
うわー、どこでソフィーが出てくるのかと思ったら!
びっくりでしたよもう…。
カルシファーやハウルも相変わらずで、謎が解けた後に振り返ってなるほどなぁと笑ってしまいました。
まったくしょうもない空飛ぶ絨毯だったこと!
Posted by ブクログ
文庫も買ってしまいました第2弾。やっぱり面白かった。
半ば強引な大団円なのに許せてしまう不思議。
というか、強引なのを分かっていながらこれをやっているんだろうな、ジョーンズは(笑)。
みんな幸せってスバラシイ!
他の人も書いているけれど、前作のキャラクター達がちゃんと強い個性を持ったまま織り込まれているのに、全く無理なく別の主人公の話として成立しているのがすごい。
ソフィーがなぜか金髪なのは…この作者のおおらかさを象徴しているのか?!
ジョーンズって感覚派の天才なのだろうなと思う。
ダルゼルが送り込まれた先の世界はどうなるのか心配。
思えばジャスティン殿下は今回も自分を見失っていたのだな。踏んだり蹴ったりだ(笑)
西村先生の解説も濃かったです。
Posted by ブクログ
ハウルの動く城、シリーズ第2弾!
今巻の主人公はアブダラという絨毯商人
連れ去られた白昼夢の想い人を奪還する為に動き出す!
牢屋に入れられ、盗賊団に捕まり、ジンに追いかけられて……
この物語で面白いな〜って思うのはアブダラの言葉遣い
アブダラの言い回しが卓越してて、語彙力多すぎてある意味尊敬してしまう
相手を物とか色々なものに例えてるけれど、同じ人なのに良くこうも出てくるなぁと
ハウルシリーズなので、勿論ハウルもソフィーも…
まさかのまさかな感じでの登場で驚き!
ハウルとカルシファーはほぼ最後の方だったけれど笑
そしてハウルとソフィーの息子
猫の姿で子供産んじゃうとかスゴすぎか!
次巻は息子出てくるかなぁ