【感想・ネタバレ】悪医のレビュー

あらすじ

わずかな希望にすがりつき、治療を求める末期がん患者と、効果のない治療で患者を苦しめたくないと悩む若き外科医。現役の医師でもある著者が「悪い医者とは?」をテーマに真摯に取り組み、第3回日本医療小説大賞を受賞した感動の医療長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「もし、私や身内が癌になったら」と考えながら読みました。

有効な治療が無いことを上手く伝えられない事に悩む医者の様子を読んでいると、無理に治療を求める患者を煩わしく感じました。しかし、もし自分や家族が患者という立場になった時、私は医者の言葉を素直に受け止める事ができるのか。この小説を読んで、医療現場で働く人の考えを知ってもいざ自分が当事者となるとなかなか難しいと思います。

ならないのが1番ですが、もし実際に直面した時この小説を思い出したいです。

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は5.

内容(BOOKデーターベース)
余命宣告された52歳の末期がん患者は、「もう治療法がない」と告げた若き外科医を恨み、セカンドオピニオン、新たな抗がん剤、免疫細胞療法、ホスピスへと流浪する。2人に1人ががんになる時代、「悪い医者」とは何かを問う、第3回日本医療小説大賞受賞の衝撃作。

命を言い渡された患者の絶望的な気持ちや、何かにすがりつきたいと思う気持ちが痛いほど伝わってきた。確かに医師は自分の仕事を精一杯努めるしかないだろうが・・がん難民いつか誰にでも訪れるだろうと思うと切なかった。

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2020年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

末期ガンと死について、医者と患者、それぞれの立場からの切実な声が心に痛い。
多分これは医療というより、宗教とか精神的なものの方が力を発揮する分野だろうなと思う。

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2021年03月29日

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