あらすじ
すべての答えは「基本」にある。迷ったとき、悩んだとき、答えを探しているとき。
いつも手もとに置いておきたいビジネスパーソンの必携バイブル。
論理思考/問題解決/経営戦略/マーケティング/リーダーシップ/組織/
定量分析/アカウンティング/ファイナンス/新事業創造/交渉・説得・会議
ビジネススクールの2年間で学ぶ必修知識&フレームワーク が「1フレーズ」ですっきりわかる。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
MBA関連の定番ワード、必修知識&フレームワークを網羅的に理解するために読んだ。
数々のマネジメント・フレームワークの詳細を説明するのではなく、それらの背景にある考え方、示唆が簡潔に紹介されている。
本書はマネジメント専門書を読む前の助走として、読みやすい。
【メモ】
・戦略とは戦を「略」す。戦いを避けること
・日本人はゲームのルールを作ることが苦手
・統計のサンプル数は最低300程度
・PDCAはあらゆるフレームワークを包括する
・数字が測定されると、人間はインセンティブが無くても行動を変える
・アイディア創出法:SCAMPER、マンダラート
・寿司屋は寿司で客寄せ、酒で儲ける(利益方程式)
・リーダーシップもアントレプレナーシップも後天的に学べる
・アントレプレナーシップ開発(ティナ・シーリグ)
①想像力を働かせて考える:まだ情熱は必要ない
②創造性を熟させる:モチベーションが生まれる
③イノベーションに挑戦する:「フォーカス」と「リフレーム」
④アントレプレナーシップを発揮する:粘り強さ、巻き込み
・企業内新規事業担当者にとっても既存の経営資源に制約されないビジョンを描くことが必要
・説得の3つのレバー(感情・規範・利得)
・6つの影響力(返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性)ロバート・チャルディーニ
Posted by ブクログ
MBAの要点がまとまっている良著。
<メモ>
・論点のすり替えを疑え。定義や前提の話にすり替えたり、個別論の前に一般論にすり替えたり、本論とプロセスや手続きの話を混同させるなどがある。
・シンプルにする方がより多くのことが伝わりやすい。
・必ず第3の道がある。
・業界の魅力度 市場規模、成長性、儲けやすさ
・ORでなくANDを目指せ
・ベストプラクティスに解はない。未来志向でない。自社の強みを弱める可能性がある。
・社内を動かすためにに
知らないを知っているという状態にする。
できないをできる状態にする。
やりたくないをやりたい状態にする
・習慣化を強固にするには
ポイントカードなどで囲い込む
本体を安くし、消耗品で儲ける
学校病院など多くの消費者が初めて触れる場に導入し、試用してもらう
・人間は感情の動物
信頼、共感が重要。
・目標値の高さが合意レベルを決める
交渉は問題解決のために行う共同作業
会社の代表であるという意識
志を高く持つ
・説得の3層構造
感情で相手を説得のテーブルへ
規範と利得で相手に納得してもらう
Posted by ブクログ
経営に関する指導を行うグロービスの講師である著者が経営学修士のMBAの基本知識100項目を解説した一冊。
論理思考やマーケティングやファイナンスなど経営において基本となる知識を論点とともに解説されており、巻頭にあるように気になる箇所を辞書のように調べて使える一冊だと感じました。
著名なリーダーたちの言葉とそれに基づく経営のセオリーが多く掲載されており、MBAの基本や経営の実践のヒントとなると感じました。
本書で学んだことを活かして、実際の仕事でも使っていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
Pest,3c,4p
悪魔の代弁者を置くという考え方→確証バイアスを取り除くため。
ハロー効果、フレーミング、プライミング効果によるバイアスをなくす。
この世はバイアスだらけ。
最大多数の最大幸福を目指す。
モレよりダブりのがまし。
なぜは五回繰り返す。
暗黙の前提を疑う。
何をしないかも大事。
競争する時点で負け。
規模、成長性、儲けやすさの三点が大事。
CSVが大切。
マーケティングの目的はセリングをなくすこと。
顧客に最初に思い出してもらうことが必要。
人の行動はほぼ習慣。
ブランド→doing/being
顧客満足度→友達に勧めたいか
法人顧客→社内からの評価
人を動かす際にインセンティブは超重要。
平均値よりもヒストグラムの作成。
関心を持ってほしいもの→可視化。
Noではなくhowと聞く。
人を説得するもの→感情、規範、利得
Posted by ブクログ
経営の基本を網羅していると思います。
う~ん。でも、イマイチ物足りなさを感じてしまいました。
問題解決や論理思考の基礎を学びたい、MBA用語の意味を理解したいというレベルの方には、お勧めです。
読者に行動を起こさせるような、強烈なワンプッシュがあると実務に活かせて良いのにな、と思いました。
とはいえ、1つ1つは共感するものばかり。
「必ず第3の道がある」とか「完璧よりやる方がいい」あたりは、明日からがんばろうという気にさせて頂けます。
Posted by ブクログ
ビジネスを行うにあたって身につけておくべき11分野、100項目について纏めている書籍。初見の項目はないものの、何度も見返す辞書にような使い方ができる。特に「影響力の武器」としての「ドア・イン・ザ・フェイス」(50万円寄付してといって断られても10万円寄付してといって断られなければよいため、まずは大きくでてみること)、「フット・イン・ザ・ドア」(2000円の寄付と初めはいっておいて、寄付してもらったら、以前寄付してくれたから今度は1万円寄付してと頼むこと)、「ローボール」(最初にブレスト15分付き合ってといいつつ、そのブレストは土曜日の朝ねといい、さらに資料用意しておいてねとまずは軽いお願いだけ握っておき、段階的に思惑を明らかにしていくこと)については意識していきたいと思う。