【感想・ネタバレ】歌舞伎町ダムドのレビュー

あらすじ

日本中を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から7年。伝説となった犯罪者〈ジウ〉に自らを重ねる新たな怪物〈ダムド〉が現れた。吹き荒れる殺戮の嵐、再び動き出す「新世界秩序」の陰謀、新宿署の東警部補に迫る危険……。謎の男と対峙するのは、アナーキーなダークヒーロー「歌舞伎町セブン」!
200万部超の大人気シリーズ〈ジウ〉サーガ第7弾!
『ジウ』『国境事変』『ハング』そして『歌舞伎町セブン』、すべての物語がここに繋がる――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<ジウ・サーガ>7冊目。

“歌舞伎町セブン”の義賊としての一面と、人間らしさが描かれた巻。
ジウの後継者を名乗る人物<ダムド>が、歌舞伎町で殺戮を繰り返す。
そして、ついに東弘樹殺害の依頼がダムドに。
一方、子供を人質に殺戮要員として駆り出されたミサキ、こと伊崎基子も東弘樹殺害を命じられる。

舞伎町セブンは、東の護衛に回り、そしてミサキを助けるために作戦を決行する。

ようやく伊崎基子がどうのようにして“ミサキ”になったかが明かされる。
こういうことだったのか。
<新世界秩序>まだ残ってたのか。
一体どんな闇の集団なんだよ……。
『ジウ』三部作がどんなだったか、詳しくは思い出せない部分もあるけど、あの重い3冊をもう一度読み返す気にはなれないんだよな。

東は、ジンさんのことを何か疑ってるようだが、そこは決定的な場面に出くわさない限り、持ちつ持たれつでやっていただきたいところ。

そして次は『ノワール』。
<ジウ・サーガ>読み前に先に読んでしまったけど、もう1度読み返したい。

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2022年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジウサーガシリーズ第7弾。
新世界秩序が起こした歌舞伎町封鎖事件から7年後の話。

ジウを引き継がんとするダムド。
前作で、新たなメンバーで構成した歌舞伎町セブン。
そして、おなじみの東警部補。

過去の作品がうまい具合に重なっているのでジウサーガを順番に読んだ方がより楽しめるかと思います。

歌舞伎町セブンチームでは、ミサキとジロウの過去がわかってきます。
ミサキが伊崎(ジウシリーズ参照)で、ジロウが津原(ハング参照)というのは過去作読んでいると、わかってきます。直接的な表現はないんですけど。

今回の作品でわかるのはジウがすごかったのでダムドはちょっと悪役としては弱かったですね。

そしてミヤジの復活と、陣内と東の関係性がどうなるか? が気になります。
次も読まなければ。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1年ほど前 おそらくこの物語のあとの小説を、シリーズ物だと知らずに読みました。ざっくばらんに言うと歌舞伎町を舞台に7人で構成された暗殺組織?が活躍する物語でした。凄惨なシーンもありますが気軽に読めて面白かったです。こちら(ダムド)では、ミサキとジロウの馴れ初めが描かれています。シリーズの最初である「ジウ」から是非読んでみたいですね。

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2022年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジウサーガシリーズでは出色の出来ではないかというのが率直な感想。
第二のジウを目指すダムドが登場早々、残虐で想像を絶する惨憺たる形で人二人を斬殺するシーンはこの先どのようなストーリーが展開されるか思いやられ、読む気が削がれた。
続いてテヅカマサキが建物籠城事件を起こし、東が登場、事件を解決するが、その後テヅカは自殺する。その秘密が明らかになるのは物語最終盤だ。
その後歌舞伎町セブンのメンバーが登場し、メンバーの秘密、特にミサキの秘密が明かされ、アッと思わず息を呑んでしまう。東暗殺を第二のミヤジから支持される一方、セブンは東を守る立場を鮮明にし、ミサキは板挟みになる。東暗殺をめぐるミヤジサイドとセブンサイドの駆け引きは手に汗握る展開を見せる。東がどうなるか、殺されて仕舞えばセブンシリーズは終わってしまうと思いつつも最後まで息をつかせぬ展開に喝采を送りたい気分だった。

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2020年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初から誉田作品らしい凄惨な描写があり、ダムドの異常性と強さを強調していたが意外とあっさりミサキにやられる。
ミサキやジロウの正体も思っていた通りで、今迄の繋がりを見ても楽しめるようになった。
『新世界秩序』vs歌舞伎町セブン+東警部補がどのような展開になってくのか続編も期待できる

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2020年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジウサーガ第7弾。冒頭から、目を背けたくなるような描写で読む者にハードルを仕掛けてくるのは誉田流という感じ。ジウシリーズからの繋がりで、歌舞伎町セブンという新たな主軸をメインにシリーズものとして紡いでいく点は、面白い。ただ伊崎基子をあっさりと復活させた点はどうなのか?誉田テイストというと、個人的には「唐突に訪れる絶望」が付きまとうスリリングさが魅力と思っていたが、容易な復活的は、そのスリリングさを緩和させてしまう気が。シリアスより娯楽要素を追求したと言ってしまえば、それまでだけど。

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2024年04月14日

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