あらすじ
日本中を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から7年。伝説となった犯罪者〈ジウ〉に自らを重ねる新たな怪物〈ダムド〉が現れた。吹き荒れる殺戮の嵐、再び動き出す「新世界秩序」の陰謀、新宿署の東警部補に迫る危険……。謎の男と対峙するのは、アナーキーなダークヒーロー「歌舞伎町セブン」!
200万部超の大人気シリーズ〈ジウ〉サーガ第7弾!
『ジウ』『国境事変』『ハング』そして『歌舞伎町セブン』、すべての物語がここに繋がる――。
感情タグBEST3
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まだ硝子の太陽と歌舞伎町ゲノムが残っているが、面白くて引き込まれた。狂ってるダムド、ミヤジがなぜかいて、警察にもやばいのがまだいる。ミサキが心を開きつつあって、心の変遷も興味深い。
ドス黒い感情と、国を狂った方向に変えようとしていそうな謎めいた組織と歌舞伎町セブンの今後の展開がますます楽しみになった。
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<ジウ・サーガ>7冊目。
“歌舞伎町セブン”の義賊としての一面と、人間らしさが描かれた巻。
ジウの後継者を名乗る人物<ダムド>が、歌舞伎町で殺戮を繰り返す。
そして、ついに東弘樹殺害の依頼がダムドに。
一方、子供を人質に殺戮要員として駆り出されたミサキ、こと伊崎基子も東弘樹殺害を命じられる。
歌舞伎町セブンは、東の護衛に回り、そしてミサキを助けるために作戦を決行する。
ようやく伊崎基子がどうのようにして“ミサキ”になったかが明かされる。
こういうことだったのか。
<新世界秩序>まだ残ってたのか。
一体どんな闇の集団なんだよ……。
『ジウ』三部作がどんなだったか、詳しくは思い出せない部分もあるけど、あの重い3冊をもう一度読み返す気にはなれないんだよな。
東は、ジンさんのことを何か疑ってるようだが、そこは決定的な場面に出くわさない限り、持ちつ持たれつでやっていただきたいところ。
そして次は『ノワール』。
<ジウ・サーガ>読み前に先に読んでしまったけど、もう1度読み返したい。
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冒頭からエグいシーンがあって、私は朝の通勤電車でこの本を読み始めたので参った。
〈ジウサーガ〉の歌舞伎町セブンシリーズ2作目。
前作で謎の人物だったメンバーの正体が明かされていて、一人は予想通りだったがもう一人はびっくりした!!あなただったのね。
今作は7年前の、ジウが起こした"歌舞伎町封鎖事件"からジウに憧れているという「ダムド」が、本当にエグい殺し方で次々と歌舞伎町の人々を血だるまにし始末していく。
クスリを使ってジウのある体質まで再現しようとしていて、その狂気が恐ろしかった。
一方で新宿署の東警部補の命も複数のグループに狙われる事態が起こり、「新世界秩序」の生き残りの影が見え始める。
サーガを読む楽しみに満ちた作品だった。
グロかったけど。笑
面白かったです!
誉田哲也さんの作品はかなり読んでいますが、
ジウ、歌舞伎町セブンはかなり前に読んでちょっと忘れてるかも。。今回ルージュ、ノアール、ハング、歌舞伎町ダムドと続けて読んでみましたが、ページをめくるのが止まらない。わからなかった所が色々わかったり、あーそう繋がるのかーとか発見もたくさん。陣さんが個人的には好きです。東さんもいいですが。
ジウの生まれ変わり?みたいなとんでもないやつ、ダムドがでて来ましたが、セブンにかかれば敵ではないですね。「ジウを騙るな」本当おっしゃる通り!ミサキもカッコいい!
硝子の太陽NとRを読む前に
歌舞伎町セブン、ジウ、この二つの物語が硝子の太陽に続いているのだが、大事な要素が抜けていた。本書が全てを繋げてくれた。闇を受け継ぐ者、亡霊に憑かれた者、闇の中で光に向かってもがく者、正義を貫く者・・それぞれの立場が交錯しながら歌舞伎町という魔界を魅力ある場所にする。・・読了し、トンカツ茶漬けが食べたくなった。
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再び動き出す「新世界秩序」!!東警部補に迫る危険!!もうドキドキしながら読む手が止まらなかった!ジウの後継者名乗るダムドVS歌舞伎町セブン!!ジウサーガシリーズ読んでくると、ワクワクしちゃう!國奥先生も名前出てきたし、ストロベリーナイトから入っても面白い
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ジウシリーズは素直に面白い。
ページターナーとはまさにこのシリーズ。
ストロベリーナイトで初めて誉田氏に出会い
他の本が進まないと彼の本を手に取ってしまう。
このダムドの次にゲノムが控えていてとても楽しみ。
歌舞伎町セブンの面々の素性が垣間見れた今回は特に惹かれた。
ジウ①のときから
東警部補は私の中では岡田准一一択。
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ジウサーガシリーズ第7弾。
新世界秩序が起こした歌舞伎町封鎖事件から7年後の話。
ジウを引き継がんとするダムド。
前作で、新たなメンバーで構成した歌舞伎町セブン。
そして、おなじみの東警部補。
過去の作品がうまい具合に重なっているのでジウサーガを順番に読んだ方がより楽しめるかと思います。
歌舞伎町セブンチームでは、ミサキとジロウの過去がわかってきます。
ミサキが伊崎(ジウシリーズ参照)で、ジロウが津原(ハング参照)というのは過去作読んでいると、わかってきます。直接的な表現はないんですけど。
今回の作品でわかるのはジウがすごかったのでダムドはちょっと悪役としては弱かったですね。
そしてミヤジの復活と、陣内と東の関係性がどうなるか? が気になります。
次も読まなければ。
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【2023年167冊目】
お〜面白かった〜!ダムドとセブンに東警部補、三つ巴の関係がどのように物語を動かしていくのだろうと思っていたのですが、複雑なようでいてシンプルな構造だったので、理解もしやすく楽しめました。途中で黒幕が察せられるようになってたの、ちょっと珍しかったですけど気づいてからのなるほど感も良かった。なんで7人なんだろうと思ってるんですがあれかな、七人の侍リスペクトなのかしら。
Posted by ブクログ
歌舞伎町セブンを読んだのはいつだったかな?と本棚を見てみたら2010年!13年も経って読んだのか。
レビューでは『次も読みたい』とか書いてあったのに。笑
さて、ミサキとジロウの正体がいよいよ分かりますねーまさかそうだったのねと驚き。
そしてタイトルのダムドはずーーーーと脇役でした。笑
しかもなんか最後はヘロヘロになって。。タイトルなのに。笑
面白かったです。
物語の終盤まで課題がいっぱいと思いきや、え?そんな落とし方?という意外なラスト。
なるほどなぁと誉田さんの頭の中を見てみたいといつものように思ってしまった。
ジンとミサキとジロウ、杏奈と小川の恋模様も気になります❤️
次はノワール→歌舞伎町ゲノムと続きます。
次はすぐ読もう。笑
Posted by ブクログ
『歌舞伎町封鎖事件』から7年。
再び動き始めた『新世界秩序』。
ジウを崇拝する『ダムド』。
新宿署刑事課・警部補・東に危機が迫る。
ミサキ、ジロウの過去が…
やっぱり…
ただミサキはジロウの聞き間違いからだったのか…
『歌舞伎町セブン』
陣内、ミサキ、ジロウ、強すぎる…
ダムドも仲間もあっという間に…
ても、陣内はちょっと危機感が足りないのでは⁇東といい、土屋昭子といい、簡単に近づかせすぎてるのでは⁇
『新世界秩序』、やっぱり『ミヤジ』はいっぱいいた。
『新世界秩序』、狙いはなんなのか…
これからは『新世界秩序』と『歌舞伎町セブン』との闘いになっていくのか…
東はどう絡んでくるのか…
やっと『ノワール 硝子の太陽』に。
『ジウ』から『歌舞伎町ダムド』でやっと繋がった。
門倉美咲もちょっとだけ登場。もう少し登場するかと思ったが…
『ノワール 硝子の太陽』再読、『歌舞伎町ゲノム』だろうな。
誉田哲也に嵌められている。
Posted by ブクログ
ジウの偽物ダムド
読み始めは、グロすぎて
読みながら心の中で
悲鳴をあげました...
歌舞伎町セブン
みんな中々カッコイイ
その中で、欠伸のリュウが
気になりました^^
Posted by ブクログ
何か仕事人らしくなってきたな!
セブン。
ジウと繋がってきたけど、あの頃のストーリーとは、全然別モンって感じ。
歌舞伎町の守り神な感じの役割やけど、そんなに回りで人死んだら、大丈夫なん?って気はする。
でも、歌舞伎町が何でもありな町なんで、ええんかな?
ジウの後継者を謳ってたダムドやけど、そんな貫禄もオーラもないで!
ただのイかれたジャンキーにしな見えない。ジウもイかれてたけど、こんなのではない。役者が違い過ぎて、少し残念。
しかし、あの頃と同様に「新世界秩序」は健在!法律も何でも捻じ曲げて、自身の理想を再構築しようと企む。
唯一、良かったのは、捻じ曲げたお陰で、復活したミサキだけか…
「新世界秩序」に参戦布告したから、これからも血ドバドバの闘いは続く〜
これ姫川シリーズとどうコラボするやろ?って気になって来た!
もちろん読みます!
Posted by ブクログ
1年ほど前 おそらくこの物語のあとの小説を、シリーズ物だと知らずに読みました。ざっくばらんに言うと歌舞伎町を舞台に7人で構成された暗殺組織?が活躍する物語でした。凄惨なシーンもありますが気軽に読めて面白かったです。こちら(ダムド)では、ミサキとジロウの馴れ初めが描かれています。シリーズの最初である「ジウ」から是非読んでみたいですね。
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7人+アルファ(東)のバディもの面白い。
スタイル、“節”といってしまえばそうなのかもしれないが序章で語られる陰惨(…というかSMチック)なモノローグから第一章への切り替わりはややマンネリの感が否めない。
また、散々盛り上げて置いて結末までの下りが全体の9:1くらいの割合というのも物足りないというか呆気なさ過ぎじゃね?
もっと引いても良いのに。
アトラクションでいうなら、TOKYO DOME CITYのサンダードルフィンというよりは〜TDLのスプラッシュマウンテンかなw
とはいえ、『ジウ』から『歌舞伎町セブン』を経て『〜ダムド』に至り最高傑作に辿り着いたことは確か。
文中でも語られるけれど「ダムド」は'New Rose'のTHE DAMNEDから来てるんだよね。
Posted by ブクログ
ジウサーガシリーズでは出色の出来ではないかというのが率直な感想。
第二のジウを目指すダムドが登場早々、残虐で想像を絶する惨憺たる形で人二人を斬殺するシーンはこの先どのようなストーリーが展開されるか思いやられ、読む気が削がれた。
続いてテヅカマサキが建物籠城事件を起こし、東が登場、事件を解決するが、その後テヅカは自殺する。その秘密が明らかになるのは物語最終盤だ。
その後歌舞伎町セブンのメンバーが登場し、メンバーの秘密、特にミサキの秘密が明かされ、アッと思わず息を呑んでしまう。東暗殺を第二のミヤジから支持される一方、セブンは東を守る立場を鮮明にし、ミサキは板挟みになる。東暗殺をめぐるミヤジサイドとセブンサイドの駆け引きは手に汗握る展開を見せる。東がどうなるか、殺されて仕舞えばセブンシリーズは終わってしまうと思いつつも最後まで息をつかせぬ展開に喝采を送りたい気分だった。
Posted by ブクログ
最初から誉田作品らしい凄惨な描写があり、ダムドの異常性と強さを強調していたが意外とあっさりミサキにやられる。
ミサキやジロウの正体も思っていた通りで、今迄の繋がりを見ても楽しめるようになった。
『新世界秩序』vs歌舞伎町セブン+東警部補がどのような展開になってくのか続編も期待できる
Posted by ブクログ
ダムドってどんだけ強い奴だと思っていたら、小物感が凄くて。
物語の中でも思いのほか出番が少なくて。
これだったらタイトルにダムドなんて付けなくてもよかったんじゃないかと、そんな余計なことを考えてた。
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グロテスクなのはちょっと、とはいえ、歌舞伎町セブンシリーズなので読まないと。
猟奇的なのは一部なので気にせず、先が気になりさっと読めました。ノワールを先に読んでしまい、ここは、順番に読むべきでした。
東さんとの関係、ワクワクしますね。
Posted by ブクログ
ジウサーガ第7弾。冒頭から、目を背けたくなるような描写で読む者にハードルを仕掛けてくるのは誉田流という感じ。ジウシリーズからの繋がりで、歌舞伎町セブンという新たな主軸をメインにシリーズものとして紡いでいく点は、面白い。ただ伊崎基子をあっさりと復活させた点はどうなのか?誉田テイストというと、個人的には「唐突に訪れる絶望」が付きまとうスリリングさが魅力と思っていたが、容易な復活的は、そのスリリングさを緩和させてしまう気が。シリアスより娯楽要素を追求したと言ってしまえば、それまでだけど。
Posted by ブクログ
ジウシリーズの中でタイトルの主人公ジウの心理描写は皆無に近かったように思う
ジウに関しては容姿や動きの描写ばかりだった
今作の殺し屋ダムドは粗野で自分勝手、残酷で不潔な感じだが「」なしでセリフと心理描写が細かく記載してある
ダムドはジウを尊敬しており、彼を自らに取り込もうとすらする
そしてミサキはやはり…という感じ
歌舞伎町セブンは前作に続いて今作が本格始動だ
前作は前置きと説明に終始したと思う
次回作ゲノムに期待する
Posted by ブクログ
ジウシリーズから続く歌舞伎町セブンの続編。ジウの主人公の1人 伊崎基子の葛藤 新宿署の東警部補がかっこいい。ジウを崇拝するダムドの狂気的殺人行為が怖い。東警部補がダムドらに狙われる所から、「新世界秩序」グループと歌舞伎町セブンの対決になり読ませます。
Posted by ブクログ
ジウシリーズの7作目になります。
今回は東警部補の活躍が見られます。
最初の3作目までに出てきた「新世界秩序」や人物も出てきたり、5作目ハングとのつながりも分かり、読んでいても次どうなるか早く知りたくて、一気に読みました。
ダムドさんは、ジウさんほどのインパクトは無かったように思います。
今後、セブン、東警部補、新世界秩序がどのように絡み合っていくのか楽しみです。
例えばこのシリーズをドラマ化するとしたら、東警部補は堤真一さん、ジンさんは長谷川博己さん、小川巡査は伊藤淳司さんがいいと思ったのですが、いかがでしょうか?
Posted by ブクログ
歌舞伎町セブンシリーズの2作目、終盤の決着はあっさり過ぎる気がする。ミサキの過去が明かされてるし、土屋あきこも今作で初登場してるし、ストーリーはしっかりしてると感じた。ノワールへと続く。
Posted by ブクログ
正直、真っ当は警察モノでは無いと思います。
ですが、そこが誉田哲也の腕の見せ所、なんとなくうまく物語が嵌ってきているのではないでしょうか。こういう話の進み方は、シリーズ化する感じですしね。