あらすじ
「できる社員」が育つ会社と育たない会社、その違いは何か? トップ経営コンサルタントが、企業の実例を交えながら要諦を説く。「勝てる組織」をつくるため、リーダーがやるべきこと。
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若手社員に読んでほしい
古い本ですが、参考になったと言うより共感できる内容でした。
私は20年以上同じ会社で働いてますが、書かれている事を
いくつか経験しています。
「ある年齢までは全力で働かないと優秀な人でもダメになる」と
ありましたが、実際若い時に辛い事から逃げていたりマイペースで
仕事をしていた人は50歳くらいになって会社の方針に合わなくなり
辞めてしまいました。
私はその人達を見て、若い時から自分を甘やかして楽ばかりすると
50歳になった時にツケがまわってくるのだと感じました。
会社の方針とは決して不変ではありません。
辞めた人達は会社の方針転換についていけなかったのです。
もし若い時に逃げずに仕事をしていたら、会社の方針転換にも
柔軟に対応できていたのではないかと思います。
また「研修で異業種の人と交流することは勉強になる」というのも
その通りだと思います。
勉強とは少し違いますが、ある研修でディスカッションをしている時
1人が「ありがとうなんて言えない」と発言した事にとても驚きました。
私にとっては人に感謝の言葉を言うのはごく当たり前の事なので
「言えない」と言う事が理解できなかったのです。
でも世の中にはこういう人もいるんだとある意味勉強になりました。
この本にはある程度社会経験がないとわからない事が書かれていると
思うので、ぜひ若手社員に読んでもらい働き方の参考にしてもらいたい
と思います。
Posted by ブクログ
強いスタッフと組織をつくる81Tips。少々古い本ですが、使えそうなhow to が詰っている本。ただ、筆者が本当に述べたかったポイントは、社員を育てるというより、社員が育つ組織づくりだと思う。リーダーが変わっていくことが良い環境づくりに繋がり、良い環境では強いスタッフが生まれ、組織が強くなっていく。また、改めて組織づくり・人材育成は難しいと感じた。紹介されているhow to はすぐにできることが多いけれど、定着化から効果の発現まで時間のかかることが多いからだ。結局強い組織づくり、人材の育成は、手間隙かけずに成しえないということだろう。