【感想・ネタバレ】英雄はそこにいる 呪術探偵ナルコのレビュー

あらすじ

「捜査に協力して欲しい」。警視庁特命捜査対策室の穴見は、迷宮入り事件の糸口を見つけるため、探偵ナルヒコのもとを訪れた。銀座ホステス誘拐、ジャーナリスト連続殺人、歌舞伎町水難。シャーマンの血を引き、ひとの夢に入る力を持つ彼が目をつけた事件の捜査線上に、やがて共通の男が浮かび上がる。一見バラバラに見える事件に隠された真の目的とは。探偵と殺し屋の対決がいま幕を開ける。

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Posted by ブクログ

島田雅彦さんの本は、本当に最初の頃からずっと読んでいますが、とても明るく楽しい作風になっているので嬉しくなりました。
主人公が能力者ではあるものの、さほど魅力的な外見ではないところも好感がもてます(笑)
読んでいて楽しい、というのはいいですね。
事件の内容はシリアスでもありますが、解決にいたる過程、ナルヒコの能力の使い方なども良かったです。
タイトルは、主人公はナルヒコなのに、なんで「ナルコ」なんだろう?
と思っていたのですが、これは別の本があるのですね!そっちも読んでみなくっちゃ!

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2017年05月14日

Posted by ブクログ

シャーマンのナルヒコは狂言回しで実質主人公は、かっこよくも哀しいサトウイチローだった。それにしても殺害された大阪府知事は書かれた時期から見ると例の方。作品発表の時期から10年以上たったがどんどん現実の状況が悪くなっていることに暗澹となる。島田雅彦氏の作品にしては読みやすい印象。

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2024年06月03日

Posted by ブクログ

特命捜査本部の助っ人で未解決事件の謎をひもとき、スピリチュアルな力を持つシャーマンの末裔「ナルヒコ」。天才暗殺者の「イチロー」。世界の権力を手中に収め、世の中を操作する闇の巨大組織「ブラックハウス」。物語は面白かったが、少しあっさりしてる。

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2020年08月26日

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