【感想・ネタバレ】春、戻るのレビュー

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ネタバレ

温かい、優しい物語。
「思い描いたように生きなくていい。つらいのなら他の道を選んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから」という言葉が、優しくて、素敵だなと思った。

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2024年03月07日

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ネタバレ

「おにいさん」の過去の話に、思わず涙ぐんだ。

本屋大賞を受賞した「そしてバトンは渡された」にあまり乗り切れなかった私にとって、久しぶりの瀬尾まいこさんはちょっとドキドキしながらも、すぐに読み終わってしまった。

そしてバトンは渡されたは、なんだか無駄に長いような気がしたけれど、春、戻るはするする読むことができた。最初は「おにいさん」(12歳年下)を訝しんでいたさくらが、完全に「おにいさん」のペースに乗せられていっているのがちょっと笑える。

さすがにおにいさんも、彼女に二股なんじゃないかと疑われた時は焦ると思ったら、妙な落ち着き。おにいさんらしいけど、さくらだけ慌ててるのがなんだかかわいそうだった。
おにいさんの正体は、〇〇の子供だったんだ。面白かった。

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2023年07月24日

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ネタバレ

正体のわからない謎のお兄さんが、最終的に記憶と繋がっていくのが良かった。
教師をしていてしんどかった1年間。自分と照らし合わせ読むのが辛くなった。
「思い描いたとおりに生きなくたっていい。つらいのなら他の道を進んだっていい。自分が幸せだと感じられることが1番なんだから」
この言葉を次は僕が誰かにかけてあげられるような人間に成長できたらいいなと思う。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

望月さくら
三十六歳。通っている料理教室に突然兄と名乗る男が現れる。六月に結婚する。小さな卸売会社に事務員として十二年勤めていたが結婚のために退職。十三年前に一年だけ小学校で教師をしていた。母親の通う太極拳教室の先生に山田を紹介される。


さくらの兄を名乗る。二十四歳。医療器具の会社の営業。

山田哲生
さくらの結婚相手。和菓子屋「春日庵」を営んでいる。

すみれ
さくらの三つ年下の妹。

さやか
すみれの娘。さくらの姪。幼稚園に入園。

小森
さくらが教師をしていた小学校の校長。

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2023年12月07日

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