あらすじ
なぜ、週刊文春は13年連続売上NO.1なのか?人脈/企画/交渉/組織/決断/戦略……週刊文春の現役編集長が初めて明かす仕事術
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Posted by ブクログ
P209 なぜ冤罪が多いのか?➡元警察庁長官「白くなる捜査をしていないから」
松本清張「週刊紙は生体解剖だ」➡切れば血が出る、失敗したら生命にも関わる。
Posted by ブクログ
「仕事術」ということで、読んでみました。
おそらく多忙であろう週刊文春の編集長さんが、サクサクと仕事をこなすワザを学べるかな、という期待で。
私もあれこれ優先順位をつけて、効率よく、かつ、質の高い仕事をしたいと思いまして。
前半は、共感することだらけでした。面白くなければ、いい仕事はできないと私も思います。結局、スキルやノウハウじゃないんですよね。
そして私も「会ったら元気になる存在」であり続けたいと思います。そして信用は大切に。
最後に、大変失礼ながら、週刊誌の記者さん、編集者さんに対して、私は偏見を持っていたと思います。読者の求める記事が興味本位、その興味をあおるのが週刊誌、と思っていました。
「これは伝えなければならない」という信念をもってお仕事をされていらっしゃったことがよく分かる1冊でした。これから週刊誌の記事の見方が変わると思います。
Posted by ブクログ
「 SNSが普及したことで、人間関係も「ストック」ではなくて「フロー」になっているように思う。多くの人とつながっているように見えるが、個々の人間関係はものすごく浅い。だから、いざというときに力になってくれる人が実はあまりいないのではないか。やはり基本は会うことだ。それが難しいときは電話で話す。今では原始的と思われるような関係性をいちばん大切にしている。」
新谷学さんの『「週刊文春」編集長の仕事術』という本からです。
新谷さんは1989年に文藝春秋に入社、「Number」、「マルコポーロ」、「週刊文春」の記者、編集などを経て、2012年より「週刊文春」編集長に就任。
本書は長年出版業界に在する新谷さんならではの仕事術を余すことなく書かれたものです。
週刊文春といえば、数々のスクープ記事を連発し、それは「文春砲」とも呼ばれ、政治家や芸能人の行く末を左右することもしばしばです。
そんなヒット連発の週刊文春編集長の仕事術は、とても興味深いものでした。
そんな中でもやはり基本で且つとても大切なのは人との関係です。雑誌となると生きた情報を得なければなりませんが、生きた情報をもたらしてくれるのは、やはり人です。
人との関係性を有意義にするために新谷さんが大切にしている考え方が冒頭の言葉になります。
これはとても共感ができます。
私は雑誌の編集者ではないので、情報収集が目的ではありませんが、メールでなく直接話すことでお互いの信頼感が増幅するものと思うからです。
なので、この言葉はとても共感できました。
それ以外にも「なるほど」と思わせること満載です。
ぜひ読んでみてください。