あらすじ
貴族に生まれながら、劣等生として不遇の日々を送っていた少年・カムイ。自ら死を望む彼の眼前に現れたのは――漆黒の剣を携えた妖艶な魔族だった。のちに≪四柱臣≫と呼ばれる仲間たちと交わした契り。≪黄金の世代≫と称えられる皇国学院の同級生たちとの邂逅。運命はカムイを、少しずつ覇道へと導いていく。少年の意志が、新たな戦記を紡ぐ。ダーク・エピック・ファンタジー、ここに開幕。
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読み応えあるストーリー
成り上がり?とはちょっと違うかな。転生やチートといったものではない。
世直しに近いストーリー性だと思われる。
一度は去った学園に巡り合わせにより、
主人公と仲間達と戻ってくる。黄金時代と言われる世代でさまざな策略や情報を駆使して立ち回っていく。読んでいくとどんどん引き込まれるストーリー性は読んでいて面白く続きが気になる所です。各キャラクターの個性も上手く書かれていてくどくない。
もっと評価されるべき作品と思います。
Posted by ブクログ
ライトノベルと云うには骨太で重量感(質量ともに)ある内容。もちろん大長編だけど取り合えず皇国学院編ならネットでも終わっている。群像戦記ものの始まり。
主人公カムイの努力の天才なところと、仲間を初めとする個性ある面々がストーリーに深みを与えている。
ネットと大筋では変更無し。
イラストはイメージとは違ってたが、これも素晴らしいので今後の想像はこの絵に任せる。
Posted by ブクログ
なろう連載で長くお世話になりました。月野さんの素晴らしいところは、チート能力のぶっちぎりであらゆる困難を吹き飛ばすという展開ではなく、チートならチートなりにさらに強大な厳しい敵や状況にぶちあたり、主人公が厳しい選択をつきつけられる局面が数多く設定されていることです。またゲーム的な安易な設定が避けられ、ファンタジー世界ではあっても、世界観としてよく考え抜かれているところも素晴らしいです。
ただし、本作は彼の作品群の中ではチートが効きすぎていて、あまり・・かも。
若干くどいけど
序盤、中盤あたりの
後の.......、しかし今は知る由もない。
みたいなくだりが連続して何回も出てきたのはさすがに厨二過ぎるしくどかったけど、
ストーリー的には好き。
将来に着いてはあまり触れずにそのまま書いてくれた方が面白いかな。とは思いますが。