【感想・ネタバレ】あなたのこども、そのままだと近視になります。のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月17日

数ある「近視のエビデンス」の中でも、唯一確かだとされているのが「外で遊ぶと近視になりにくい」ことで、380nmの光は眼軸長の伸展を抑制するらしい。
子供は1日2時間以上屋外で過ごすのが望ましいとのこと。
今まで聞いたことない切り口で面白かった。てか、子供の近視より、自分の強度近視による失明リスクの方...続きを読むが気になってしまった(^_^;)

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Posted by ブクログ 2020年12月28日

なんだか胡散臭い。
結論をなかなか言わない。
事実と推測を混ぜて書いてる気がする。
バイオレットライトとブルーライトの関係も知りたかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年04月28日

ガラス 360nm以下の光は防ぎつつ380nmの光は通すガラスがよい
所敬 大野京子 強度近視研究、再生医療。
二歳までの就寝時の照明の明るさが明るいとその後の近視化に影響。
本は明るいところで読む。電子機器は近視製造機。
真っ白に生成されたお米よりも玄米。野菜はできるだけ皮付き。腹八分目。適度な運...続きを読む動。近視は老化。アンチエイジングとつながる。バイオレットライト。

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Posted by ブクログ 2017年05月28日

近視に関する最新の研究成果(と著者は言っている)をまとめた書籍。
著者はレーシック治療を推奨する立場を取り続けている。
近視は放っておけば他の目の病気も誘発したり、最悪の場合は失明する可能性もあるため、近視の治療方法を早期に確立し保険適用を目指す活動を続けている。
さらに、近視になる前の予防の重要性...続きを読むも訴えており、その方法(まだエビデンス段階)も紹介している。
予防としては、1日2時間を屋外で過ごし380nmのバイオレットライト(著者が命名)を浴びると良い。だが、紫外線予防として400nm以下の光は様々なところでカットされているので注意が必要(眼鏡、コンタクト、窓ガラス、等々)。
また強度近視でデスクワークをする場合には、遠くを見る眼鏡とデスクワーク用の眼鏡を使い分けないと、目に余計な負荷がかかってしまう。
・近視の原因としては、水晶体によるもの(屈折性近視)と、眼軸と呼ばれる目の長さによるもの(軸性近視)の2種類があります。
ひとつ目は、水晶体伸び縮みしにくくなり、ピントが近くに固定されたままとなり、遠くが見えにくくなつてしまうものです。昔よく聞かれた「学校近視」や「仮性近視」というのがこの近視で、近くをずっと見続けているせいで毛様体が痙攣して、水晶体の勤きが悪くなることが原因です。ただし、その症状は一時的なものなので、痙攣を止めれぱ治るとされています。毛様体の痙攣を止めて水晶体の緊張をほぐす点眼薬などが治療に使われます。
問題なのは、ふたつ目の、眼軸長が長くなるために起こる近視です。この長さが数卿でも長くなると、目の奥で像を結ぶ役割を果たす網膜までの距離が長くなり、ピントが合わせにくくなります。最近の研究では、従来「学校近視」とされてきた近視のほとんどが、この眼軸長が長くなるタイプの近視であることがわかってきました。
・成長とともに子どもの目は成長するものであう、眼軸長が伸びること自体は正常な成長のプロセスです。生まれたときの眼軸長は17mm程度とかなり短く、大人になると平均24mmまで伸びていきます。このプロセスで遠視から近視へと進むのです。それでも多くの場合は、成長期がすぎた頃に身長の伸びと同時に眼軸長も伸びなくなり、近視の進行も止まります。このとき、ちょうどいいところで眼軸長の成長が止まれば正視眼になるわけですが、眼軸長が成長しすぎてしまうと矯正が必要なレべルの近視になってしまいます。小学生から高校生という成長段階にある子どもで近視が進むのばそのためです。
・著者の研究グループの成果から「380nm(バイオレットライト)の光は眼軸長の進展を抑制する」ということを確信できた。
・しかし、現代社会は紫外線を必要以上に健康障害要因と位置づけて全てのものに「UV400(UVカット)」の製品を提供しているため、このバイオレットライトが目の中に入る機会が激減してしまった。
・これらの結果を近視を進めてしまう順に見ると、バイオレットライトをまったく通さないメガネがいちばん近視を進めやすく、次がバイオレットライトを半分通すコンタクトレンズ、最良が全部通すコンタクトレンズとなります。とはいえ、今市販されているバイオレットライトを通すコンタクトレンズは有害な紫外線も通してしまいます。ここが問題。私たちは、360nm以下は通さず、380nmは100%通すコンタクトレンズやメガネを開発したいと考えています。
・強度近視の人も、できれば遠くを見るときと近くを見るときとで、それぞれにちょうどいい屈折率のメガネを使い分けてもらいたいくらいです。なぜなら、遠くを見ることを目的としたメガネをかけたままで近くを見ると、目のレンズを酷使することになるからです。
・レーシックに取り組む眼科医専門医による「安心レーシックネットワーク」を発足し、認定医を広める活動をしている。
・新しい治療法として、「ナイトレンズ」とも呼ばれる「オルソケラトロジー」があります。オルソケラトロジーとは、夜寝ている間に装着することで、角膜の形を矯正するコンタクトレンズです。朝起きてからもしばらくは角膜の形が保持きれるので、昼間コンタクトレンズをしなくて済みます。ただし、フラットになった角膜が維持きれるわけではなく、しばらく経つと元に戻ってしまうので、毎夜続けなければいけません。近年、注目度やニーズが急増するのにしたがってオルソケラトロジーの技術も進化し、夜間のレンズ装着を数カ月問続けていると、週に4-5日間レンズを使用すれぱ毎日視力が維持できるようなレンズも登場しました。ただし、オルソケラトロジーで治療できるのは-4Dくらいの近視までで、乱視がある場合は矯正が難しくなります。
・利しく開発された[ReLEx SMILE (リレックス・スマイル)」いう治療法は、レーシックに似た手術ながらドライアイになりにくいのが特徴です。
・子どもの近視予防では、視力検査で0.7以下と言われた近視のなり始めが特にたいせつです。視視力が0.6以下で学校の授業に支障があるためにメガネをかけているならば、すぐにでも、放課後や週末など、学校がないときにはメガネを外して屋外で過ごすようにしましょう。
・また近視予防のために以下を推奨している。
①1日2時間は外で遊ぶ。
②子校の休み時間はできるだけ外で遊ぶ。
③本は目から30cm以上離して読む。
④読書は背筋を伸ばし、良い姿勢で読む。左右どちらかが本に近い状態にならないように、均等な距離になるようにして読む。
⑤読書・スマホ・ゲームなどの近業は1時間したら5~10分程度は休み、できるだけ外の景色を見たり、外に出てリフレッシュする。
⑥規則正しい生活(早寝早起)をこころがける。
⑦定期的な眼科専門医の診察を受ける。
・近視を予防する読書のしかたとしては、できるだけ本と目の距離を離し、明るい環境で読むことだといえます。そして、しばらく読書をしたら、外に出て体1を動かしたり日光を浴ぴたりする。逆に、暗い部屋で、寝ながら本を読むのがいちばんいけない。
・勉強机はできれば壁を後ろにして机を置き、部屋が見渡せるようにして座るのが理想です。そして、利き手と反対側にデスクライトを置いて、手暗がりにならないように手元を明るく照らすこと。そのとき、光源が直接目に入らないよう、調整してくだきい。勉強机を壁に向かって置くと、机から顔を上げたときに目を休めることができない。
・パソコンをよく使う大人の場合、遠くを見るために矯正したメガネのまま長時間パソコン作業をしているせいで近視を進めてしまうことがよくあります。メガネによって遠くにピントが合うようになっているのに近くばかり見るので、目には相当な負担がかかり、疲れ目やドライアイ、肩こりなどを引き起こすのです。メガネをかけている人ならば、近くを見ることに合わせたメガネを使うことを習慣にするといいかもしれません。

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