【感想・ネタバレ】ソナチネのレビュー

あらすじ

生と死とエロス――。著者の真骨頂!

刹那の欲望、嫉妬、別離、性の目覚め……。
著者がこれまで一貫して描き続けてきた人間存在のエロス、
生と死の根幹に迫る圧巻の短篇集。

ピアニストの佐江は、教え子の少女のホームコンサートで、
少女の叔父だという男と出逢う。
音楽堂の暗い客席で、少女の弾くソナチネのメロディに合わせるように、
佐江と男は視線を、指先をからませていく……。(「ソナチネ」)

「鍵」「木陰の家」「終の伴侶」「ソナチネ」「千年萬年」「交感」「美代や」の7編を収録。

「恋愛とはきっとこういうものなのだ。人生のあらゆる出来事に繋がっている。」(千早茜、解説より)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

家族、友人、恋人、恩師、同僚、先輩etc 様々な関係があるけれど、どんな関係か?と問われて答えられない関係もきっと大人にはある。カテゴライズできない関係。

0
2018年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生と死とエロスかあ。著者の得意分野ですね。
若干ミステリーというかホラー分野も取り入れた本作は、なんだか気味が悪いような、でもエロティック。文体が美しいので気味の悪さが増すのかな。
「千年萬年」はどこかで読んだことある。

0
2017年03月10日

「小説」ランキング