【感想・ネタバレ】史伝 西郷隆盛のレビュー

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Posted by ブクログ

海音寺潮五郎は、何かで紹介される際に「1901(明治34)年 - 1977(昭和52)年」と名前の脇に付される場合さえ在る、既に「歴史上の人物」のようになっている作家だ。他界して久しいが、それでも「新しい文庫本」が未だに登場している。“古典”として読み継がれる価値が高い作品が、それだけ多く遺されているということに他ならない。本書『史伝 西郷隆盛』は、1989年に登場した文庫本の新装版である旨は巻末に記されていたが、何時頃綴られたモノなのかは明記されていなかった。少し調べた範囲では、本書は1961(昭和36)年に雑誌連載となったのが初登場で、その後何度か文庫本化されている作品であるようだ。
生きて活動していることに関して、それを「天運か何か」と感じて「敬う」ように…そして身近な人々や、その他の人々を慈しむ…“敬天愛人”の境地…それを見出すに至った「若き日の西郷隆盛」を大いに語る本書…初出は「55年も前の雑誌連載」であるらしいが、色褪せないどころか、「益々輝く」という作品なのではないだろうか…多くの人に薦めたい!!

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2017年03月24日

Posted by ブクログ

2018年NHK大河ドラマ主人公・西郷隆盛の生き様を薩摩の風土、人情、そして島津家を通して描いた歴史読み物。

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2017年10月04日

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