【感想・ネタバレ】やってのけるのレビュー

あらすじ

努力なんて、誰でもできる――。コロンビア大学心理学博士が、科学の最新の知見をもとに、あなたの常識を次々とひっくり返す! 目標を「成し遂げる」方法を説く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

正しい目標設定の仕方が分かる本。

ひとことで内容を説明するなら、『やり抜くひとの9つの習慣』✕『やる気があがる8つのスイッチ』(どちらも著者の本)といった感じだと思う。
第1章を読んだら第2章、第2章を読んだら第3章と、次々に読み進めたくなるような、魅力的な内容だった。

第6章と第9章だけでも読む価値がある。
第6章には、どのタイプの目標(獲得型・防御型、証明型・習得型、何・なぜ)をどのような場合に選べば良いのかが詳しく解説されている。
また第9章には、目標達成のための具体的な行動計画の立て方が書いてあるので、この章を読むだけでも有効な計画を立てることができそう。
章末にそれぞれポイントがまとめてあり、手っ取り早く習得したければより詳しく知りたいところだけを抜粋して読むのもアリかと思う。

今回の内容は、単純に「証明マインドセットから成長マインドセットにシフトしよう」と書かれているのではなく、目標の種類によっては証明マインドセットも役に立つということが書かれてあり、なるほどと納得する部分も多かった。

フィードバックについても書かれてあり、自分だけでなく子どもに対してや新人育成にも活用できそう。

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2022年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【内容】
『目標達成』のやり方について。各章にポイントがまとめられていて読みやすい。個人的にはイントロの『自制心』についての話が面白かったので感想述べます。

【ビフォー】
ダイエットに失敗したり、やる事を先延ばしてしまったりと自分は意思力が弱い人間だと思っていたが、『意思力が弱い』のではなく『自制心が減っていた』からできなかったのだと学べた。

【気付き】
人は誰でも『自制心』を持っており、日々色んなことでそれを消費している。自制心は筋肉のように鍛えれる。例えば、汚い言葉を使わない、姿勢を正す、などちょっとしたことでいい。さらに『自制心』は使うと減るので、低下した状態を見極めないといけない。例えば、リハビリ中の依存疾患者は、アルコールや薬物に手を出してしまう危険な状況を忘れないように、『HALT』という略語を使う。Hは空腹、Aは怒り、Lは孤独、Tは疲労を表す。これらの状況がもっとも自制心が低下しやすい。

【TO DO】
自分がHALTの状態になってないか確認して上手くコントロールしていく。自制心が低下している時は重要な判断はしないようにする。

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2020年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【文章】
 とても読み易い
【ハマり】
 ★★★・・
【共感度】
 ★★★★・
・自らの意志で選んだ目標は、モチベーションと満足感を高める
 ・自ら進んで行っていた読書も、宿題として強制されるとモチベーションが下がってしまう
・ネガティブなフィードバックを与えるときは、具体的な問題点を伝えて、改善を促す
【気付き】
 ★★★★・
・自制心は筋肉と同じように、鍛えなければつかないし、使いすぎると疲労する
・人は無意識的に暗黙理論に縛られて行動を選択している
・人間の素質が変えられると考えている人のほうが目標を達成しやすい
・能力を示すのではなく、能力を得ることに注力すると、幸福感が増し、多くの事を達成できる
・内発的動機付けは、賞罰、監視、時間的制約によって低下する、管理されていると感じると自律性を失う
 ・報酬は時に、内発動機付けを低下させる場合がある
・内面化とは、外部からの要求を自分にとって価値のあるものとして受け入れること

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2018年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目標にはタイプがあり、それを達成するために、心理学的な観点からどのようにアプローチすればいいのかを説いている。
ポジティブ思考になればなんでもできるみたいな科学的根拠がない自己啓発本などとは一線を画す良書。

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2017年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

章末のポイントを読んだ。
「計画性」「努力「粘り強さ」「目標にあったアプローチ」は、行動につながる。

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2015年01月16日

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