あらすじ
「計画通りにいかない」と悩むなら
この本からやり直そう!
好評の「誰も教えてくれない」シリーズ本の1冊です。仕事をする上では必要なんだけど、会社(もしくは学校)で教えてもらうことがまずないスキルにフォーカスしています。
本書のテーマは「計画するスキル」。仕事をする上で欠かせないスキルですが、「計画を立ててもその通りに進むわけがない」。そう思っているあなたにこそ、本書を読んでほしい。計画とは「守る」ものではありません。計画とは「基準にする」もの、「使う」ものです。
本書の特徴は、正しい考え方を学べるだけでなく、ご自身のスキルとして確実に身につけられることです。スキルを習得するまでの「プロセス」をステップごとに解説しています。本書で解説している方法を普段の仕事に取り入れることで、仕事で役立つ「計画するスキル」を誰でも身につけることができます。
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Posted by ブクログ
1. 日付
2020年9月19日
2. 本のタイトル
誰も教えてくれない 計画するスキル
3. この本を読んだ目的・ねらい
計画するための体系的な知識が欲しい
4. 読んでよかったこと、感じたこと
計画の目的や具体的な計画立案のプロセスを学べた。
◇計画の目的 4つ
「実現可能性がわかる」
「迷いなく行動に移れる」
「コミュニケーションがとれる」
「変更ができる」
◇計画を立てるプロセス 7つ
1、要求理解
上司・ユーザーが何を求めているのか、6Rブランク等で整理する
2、プロジェクトを定義する
プロジェクトでのやること、背景、目的、目標を明文化することで、戦略とプロジェクトのつながりが切れないようにする。
3、成果物を定義する
目標を達成するためにはどんな成果物が必要なのかを考える。最終成果物を検討し、それを作成するための成果物に分ける。
4、マイルストーンを定義する
成果物をいつまでに作らないと行けないのか、ざっくりスケジュールに入れる。
5、プロセスを設計する ※重要!
インプット─プロセス─アウトプットの関係性で最終成果物に至るまでのプロセス・ツリー・ダイアグラムを作成。依存関係を見える化する。実現可能性の検証や変更が可能になる。
6、スケジュール化する
プロセス・ツリー・ダイアグラムで最終成果物から逆算していく。
7、タスク化する
モニタリングシートを作る。各プロセスで必要な作業を2〜16時間程度の作業に分解。これぐらいの粒度であれば、作業内容が具体化される。そこに見積工数・予定工数を記載し、進捗がオンスケなのか、計画変更が必要なのか、一枚シートで判断できるようにする。
5. この本を読んで自分は今から何をするか
仕事で計画立案する際に、実際に記載のプロセスでやってみる。
6.3か月後には何をするか、どうなっていたいか
計画立案するスキルを本を見なくてもできる状態になり、他の人にやり方を教えてあげれるようになりたい。