あらすじ
「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
初めて私怨や復讐以外のシンプル変態犯罪者の犯人が出てくる小説を読んだ。ページ数は多かったが、会話のテンポがよく読んでてストレスは
無かったかな。星5の理由はそうはならないだろ
ってツッコみたくなるところが無かった所と主人公のオッサン刑事の元に渋谷のギャルが集まって話をする所。ああいうギャルとかが名島さんのアシストでみんな協力して場がまとまっていく感じが
熱くて好き。なんかみんなカッコよく見えてくる。
話自体は全部腑に落ちるし、
全部理解できる。のに最後まで犯人が
分かんないって所が面白かった。
最後の一行が衝撃って書いてあったけど、
これは本当に衝撃。鳥肌たった。
「キモサブ」ってお前かよ…。
展開もスピード感あるし、キャラクター毎にちゃんと個性があって読みやすかった
最後の最後で思わず、「あぁ」という声が出た
最後の最後
正直なところ中盤にはレインマンが誰なのか分かった。と言うか意図的に気付き易い作りにしてあるような印象を受けた。
結局噂に殺されたのは噂を利用した本人だけと言うのも皮肉が効いてて面白い。
最後のオチも。
Posted by ブクログ
途中までめっちゃよかった!!
噂でどれが正しいかわからない感じとってもいい。
ただ、最後の1行、え、なんで????ってなった。
そりゃその人犯人ならびっくりするけど、なんで???どういうこと????
復讐にしては、都合の良い展開だなあって。どっか見逃してるかなあ。
Posted by ブクログ
ミステリーではあるけど私が好きだったのは事件やトリックもだけど、登場人物たちの生活や人柄がちゃんと描かれていたところです。
小暮は43歳のシングルファザーで、思春期の高校生の娘との生活や仕事との両立で悩んでたり、名島もシングルマザーで息子の話が出てきたり、同僚たちにもそれぞれ個性が描かれていて、事件を追うためだけに登場人物が動いているという感じがしなかったのがよかったです。
小暮が麻生のマンションへ行ったとき、ストーカー対策をしてる同僚が、状況を瞬時に察知して嘘をついてる場面が好きです。
いざというときはちゃんとやってくれる。めっちゃおしゃべりな人やけど!こういう細かいところから人との繋がりが見えるのが良かった。
名島も、小暮が捜査から外されると知ったとき、会議で一気に話し始めるところが良かった。
助けないと!というより、「いや、私はそれ嫌!この人を外してほしくない!」という感情が先にあって、それがそのまま行動になる感じが良かった。
人って、自分のためだけではなかなかスイッチが入らなくても、誰かとの繋がりや単純な「嫌や、やめてほしくない!」という気持ちが起爆装置になることがあるんやろなと思いました。
小暮が作中で話していた、環境やタイミング、何かのきっかけが人を変えてしまうと言うところも印象に残った。
奇抜な生い立ちや、ものすごく特殊な人生を送ってきた人たちの話ではないからこそ余計に怖い。
だから小暮の娘のことはかなり心配しながら読んでました。
平成の空気もかなり感じれて良かった!
ただ、小暮が43歳と知ったときは衝撃、、
娘やギャルたちからおじさんと言われ、本人も、もう年だからみたいな雰囲気、、そこにも時代を感じました。
ミステリーとしては、私にも犯人を推理できたのがちょうどよかったです。ラストは全くの予想外でした!
ヒントが散りばめられていたので、途中で読み返したりしながらドキドキできました!
「噂」というテーマも面白かったです。
口コミや噂をマーケティングとして利用するという発想は知らなかったので、読んでいて、私も知らないうちに噂に翻弄されてるかもと思った。
本を読むと知識が増えると言うけど、私は別に知識を増やしたくて本を読んでいるわけじゃなくて、単純に物語が楽しいから読んでるけど、こうやって物語を楽しんでいるうちに知らなかったことを自然に知れるのはやっぱり面白いです。
最後に一番驚いたのは、小暮と名島。
ずっと信頼できる相棒という関係で見ていたので、恋愛?な感じになるとは思っていなかったので、、相棒のままでも良かったんじゃないかな、、とちょっと思ったけど、伴侶に先立たれ、家庭と仕事を抱えながら誠実に生きてきた二人が、お互いを深く信頼していることを考えると、こういう関係になるのも分かる気がしました。二人が幸せならそれが一番です!
480ページと長かったけど、「早く犯人を捕まえな、また犠牲者が出る!小暮、娘のためにも早く!」と思いながら読めたので、長さはそこまで気にならなかったです。
ミステリーとしてもちゃんと楽しめたけど、私にとっては「ミステリーを読んだ」というより、事件をきっかけに、この人たちの生活や人との繋がりを一緒に見ていた感覚が強くて良かったです。
Posted by ブクログ
面白かった!
文章がまず読みやすい。すらすら読み進めちゃう。
好きなシーンは、小暮と名島がコムサイト社に訪れたときに小暮が窓を背にして座ったところと、
捜査会議の時に名島が初めて声を上げたところ
犯人に関しては正直「あ、あなたですか」というくらいの感じだけど、ラスト1行が……
なんでだ…そりゃ復讐の気持ちは分かるけど小暮のことを一瞬でも考えなかったのかい…?
小暮はあなたのことずっと心配していたよ?
小暮と名島のほのぼのバナナシュートデートで終わろうよ…
この作者さんの他の作品も気になったけど、こういう不穏ミステリは書いてないのね?
この方の書いたミステリがもっと読みたいなあ。
Posted by ブクログ
どんでん返しを期待して読んだら、犯人は最初から予想できるしなんだかなーって思ったら最後の一行ガチきもさぶ!どんでん返しより好きかも。
Posted by ブクログ
二度読み必至、という紹介に惹かれて。作家さん初読みなのだけど、優しい物語を書くイメージのある荻原さんはこんな作品も書いてたんだなぁ。
娘を想う父親の面と、刑事としての立ち位置に迷う小暮と、見た目の若さから舐められがちだけど観察力の鋭い名島のバディが、だんだんと息の合ったチームになっていくところがすごく良い。だからこそ、この2人には幸せになってほしい、と思っていたところに最後の最後で衝撃の事実が。。脱力というか、「なんでよ〜〜」って気持ち。でも、小暮と名島が少しずつ着実に犯人に近付いていく様子が面白かった!
Posted by ブクログ
最後の1行が…と話題で読んでみましたが、さすがでした。驚きました!
最後の驚きを抜きにしても、読みやすくてハラハラドキドキ楽しかった。懐かしい?古い?当時の描写もそこまで気にならず。
作者さんの誘導にしっかり騙され、西崎のことばっか気にしてました。
17歳に手を出す30歳気持ち悪…とか、三崎康代→サキかな?とか、西崎の語りで高原美幸と青田久美のことをやたら知ってる口調に違和感を感じて満足していた。
読み返すと冷蔵庫を開けると必ずサキと会話してたり、サキが腐らせた、とか。サキの足を眺める描写とか。そもそもサキとの会話は全部サキ(足首より下)なのに〜
西崎の遺体と会話できちゃう精神状態が仇となり、最後はサキとのゴミの日の会話で飛び降りることになるとは。
最後、杖村の足首を切断した凶器が見つかってないのはなんでだろう?と思ったものの、その後の小暮さんと名島さんのほのぼのシーンでそんなことはどうでもよくなり、小暮さん、名島さんのことワンチャン狙ってるのがえ?て感じで歳近いのか?同じ30代?うーん…などと思っていたら。
菜摘、ノーマークでした!
やたらきもさぶが強調されてると思ったのはこのためだったのね(泣)
青田久美の復讐ということよね?
何回も泊まりに行ってたエリちゃんと一緒に?
「今夜はエリと約束しちゃった」っていうのは杖村殺害の約束?
復讐にしても、くすくす笑いながら人殺せるってなかなかだと思うんだけど…逆にこれだけだよね?!他はやってないよね?!と心配になる。
最後にしっかり驚かされて大満足でした…!
Posted by ブクログ
3.5
犯人は序盤で分かってくる仕様で、どんな仕掛けで裏切ってくるんだろうと思ったけど、あっさりそのままでした。最後の一文がどんでん返し要素ではあるんだけど、女社長を殺したのはレインマンではないんだろうなと予想できたし、その犯人たちも想定内でした。小説って難しいな。
Posted by ブクログ
「噂」ってタイトルだからもっと噂を使って事件が起きたり、解決するのかと思った
全然予想もしてなかったからか最後の一行は
「えっ!?」ではなく「ん?」だった
もう一回読めば伏線が散りばめられていて最後の一行で「えっーーー!!!」ってなるのかも
Posted by ブクログ
噂を題材にしたミステリーとして、ストーリー展開は面白かった。
恐らく、途中で犯人には気がつくタイミングがあります。
ただ、これはオチではないだろう!もうひと展開来るだろう!と期待していましたが、最後のどんでん返しは本書の中では推理しようがないものだったのが残念…
それとも自分が伏線を見つけられていないだけ…?笑
Posted by ブクログ
犯人も普通に考えたら序盤でわかるしミステリとして特筆すべき点はないのだけれど、杖村の最後の内面描写で「水虫がかゆいよ」のフレーズを入れたのは痺れた。その前の飲尿とか全部霞む。それまで強調されて来た強かで美しい女性像をこれほど損なう属性もそうそうない。水虫て。語尾の「よ」がまた切実さを感じさせる。
このフレーズを目にできて良かった。ここだけピンポイントでめっちゃ刺さった。
Posted by ブクログ
最後の1行に衝撃との紹介を見て読んでみた。まさに衝撃。いや、終盤の杖村殺しの犯人が西崎じゃないとは思ったよ?思ったけどまさかね、、小暮と名島の今後の良い感じの関係を仄めかした後にあれだから、後味悪すぎる。イヤミスすぎる(褒)