あらすじ
お待ちしておりました、黒間イツキ様。私は、この図書館の案内を仰せつかっております、リヴル・ブランシェと申します。貴方様は私をお使いになり、この図書館より逃げ出した“死書”の封印をしていただきます。その過程において、この身はすべてイツキ様に隷属します。私は、そのために存在しています。 ですからイツキ様、これから共に ── イツキ様? なぜこちらを見ようとしないのですか? 私がメイド服だからですか? まさか私が、人間に見えないからですか? 分かりました。今からその証明をするために、衣服を脱ぎ、身体の御確認をお願いしたく ──
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Posted by ブクログ
もうしばらくラノベで新シリーズは買わないつもりだった中で買ってしまった作品。結構当たりではないでしょうか。作品の世界については2巻の時にでも語ることにして、1巻めで気に入ったところは、主人公イツキと幼なじみ未耶との関係。未耶の告白は印象に残りましたね。また、アヘ顔が好きという作者がこんな形で未耶を描写するというのも想像を超えてました。エピローグの展開は実のところ、予感に近いものはありました。まあでも面白かったことには変りなくすぐに第2巻を買いに行った次第です。
欲を言えば、召喚魔法戦を期待させる設定だったので(事実そういう戦いもするわけですが)、いろいろ想像していたシーンがあったのですが、やや描写が薄いなのが残念な感じ。もうちょっと息をつかせないような連続した攻防が読めると文句なしでした。まあ1巻めだし次巻の期待をこめて、評価は5点にしましたけど。