あらすじ
女子大生の時町見初は、幼い頃から「あやかし」や「幽霊」が見える特殊な力を持っていた。誰にも言えない力を抱え、苦悩することも多かった彼女だが、現在最も頭を悩ましている問題は、自身の就職活動だった。受けれども受けれども、面接は連戦連敗。まさに、お先真っ暗。しかしそんな時、大学の就職支援センターが、ある求人票を見初に紹介する。それは幽霊が出るとの噂が絶えない、出雲の曰くつきホテルの求人で――。「妖怪」や「神様」たちが泊まりにくる出雲のホテルを舞台にした、笑って泣けるあやかしドラマ!!
...続きを読む感情タグBEST3
ビックリ!
霊感が有る、生き物以外の物?者?達が見える女の子が、出雲の心霊スポット、あやかしが出るホテルに、就職して….….という話。ホラーかと思ったら、笑い有り、涙有りのほのぼの系、どちらかというと、コメディ?だった(笑)ホラーよりは、ずっと、こちらの方が、面白い。
Posted by ブクログ
あやかし/ホテルどっちも好きで、気になって読んでみたら、一気読みしちゃって、何回か泣いちゃった(TT)♡
アニメの『夏目友人帳』が好きで、あの優しい、あったかい感動を思い出した(*´ω`*)
自分が感じた印象だけど、主人公の見初ちゃんが、男の子と対等に言い合う、感情を全身で出す?口にも出るちょっとうるさいイメージで、個人的に得意ではないから全部読めるかなぁ〜?って思ってたけど、旅館に入ってからは、色んな人の視点で描かれてて、見初ちゃんの優しさや魅力に客観的に触れることによって、後半は見初ちゃんはそのままでよい!ってなってた♡
もどかしい〜苦しい〜のも、すぐに解決されるから、しんどい系が苦手な私には、その部分でも安心して読めた♪
2,3も購入したから、読むのが楽しみ〜⭐︎
Posted by ブクログ
ほんわか妖怪物語。
まぁ、序盤のリクルートエピソードはもう少し短くてもいいんじゃ?とか、両親の思わせぶり離別がちょっと思わせぶりしすぎ…とか気になる点はありますが、ホテル櫻葉が舞台になったら一気に物語が進んだ感じ。
シリーズ化ぽいので、これからいろんな伏線を回収していくんだろうな〜、と楽しみです。
しっかし、見初(みそめ)ちゃん、無敵すぎじゃない?www
あと、個人的ちょっとジャケットで損してる感が残念。ロゴが人魂風にアレンジされてて可愛いんだけど、もう少し丸感を減らしてもいいんじゃないかと思うんですよねー。イラストも子供っぽいし。大学生設定だよね?って、確認しましたしね。
でもでも!内容は明るく楽しいので、ジャケットに惑わされずまずは読んでみてほしいです!
Posted by ブクログ
よく書店に平積みされてて、ずっと気になっていたシリーズ。読んでみたら結構面白かったので、もっと早く読むんだった……。
白玉がかわいい~。うさぎって「ぷうっ」って鳴くの? かわいすぎない? 表紙にいるうさぎは白玉かな? それとも白陽? どっちでもかわいいからいいんだけども。
そして比良と桃山さんのお話は、切なすぎて泣いた……。
見初の家の秘密や、総支配人の正体は次巻以降に持ち越しかぁ。
今のところ明らかになっている能力は、四季神家=「触覚」、椿木家=「視覚」、櫻葉家=「嗅覚」
ってことは、残り二家は「聴覚」と「味覚」?
聴覚はともかく、味覚だとしたらどんな能力なんだろう? そのへんもいずれわかるのかな。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
幼い頃から「幽霊」が見える特殊な力を持つ女子大生、時町見初。そんな彼女の目下の悩みは、自身の就職活動だった。面接は連戦連敗。中々決まらない就職先に、お先は真っ暗だった。しかしそんな時、大学のキャリアセンターが、ある求人票を彼女に紹介する。それは幽霊が出るとの噂が絶えない出雲のお化けホテルの求人票で―。「妖怪」や「神様」たちが泊まりにくる出雲のホテルを舞台にした、笑って泣けるあやかしドラマ!!
令和3年6月18日~20日
Posted by ブクログ
「幽霊が出る」不思議なホテルの話。実際は、幽霊が出るのではなく、妖怪や神様がお客様として来るホテル。不思議なことには変わらないけど。
ここに不本意ながら就職した見初。最初は嫌々なのかと思ったけれど、出来ることを一生懸命やり、どんなお客様も差別しないのはすごいと思った。登場人物たち(特に総支配人)の「正体」が気になる。
Posted by ブクログ
あやかし系ほんとに多いですね〜。見初の就職活動不運続きはなにかの力によってだったのか?見初の家庭の事情は今回分からずじまい。冬緒出てきたときはもう少し傍若無人かと思ったのに、すっかり見初にやられっぱなしなのね。永遠子のあの絵のこともう少し詳しく知りたかったな。小兎の白玉かわいい~。桃山さんと比良の話は切なかったわ。総支配人も正体不明。次巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
250頁足らずという薄さに惹かれて購入したら意外に楽し。
就活撃沈の見初(みそめ)は「見えてしまう」女子。東京での事務職にこだわっていたのに、島根の「出る」という噂のホテルから求人にやってきた冬緒の術中にハマり、そのホテルにやむなく就職。普通に人間の客もいるけれど、妖怪や神様も客もいるホテルのドタバタ劇。“妖怪アパート”、“最後の晩ごはん”、“BAR追分”シリーズのファンなら気に入るかも。人間と妖怪のロマンティックな第4話にはちょっと泣いてちょっと泣いた。口下手の料理長が○。出雲名物「相撲足腰」、制覇希望!
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読みました。
幽霊が見える特殊能力を持つ女子大生が、就職活動連敗後に決まった就職先は出雲の妖怪幽霊もお客様とするホテルだった。
軽いタッチの話でしたが、主人公の見初(みそめ)のキャラ設定に救われて、ちょっとほろっとする場面ありで、じんわり暖かい気分になれます。
ようやくホテルになれてきたところで話は終わるので、続きの話は読みたいです。
いろいろ悩んでいる人にお薦めの本です。
Posted by ブクログ
子どもに勧められて、しぶしぶ読んでみたけれど、まあまあ面白かったのでなんとか読み切った。
ライトノベルをまともに読んだのは初めてかもしれない。キャラクターの名前とかセリフとか設定とかが、いちいちラノベっぽくて抵抗があったが、それなりにどのキャラクターも魅力があって、妖怪や陰陽師の話に興味があったので、読み切れた。
和風ファンタジーが好きな中学生あたりにおすすめ。
Posted by ブクログ
あやかし系かと思ったら陰陽師の家系絡みがメインと切り口が珍しく、サクッと楽しめました
ヒロインが幽霊を視ても怖がらず、妖にも怯まない図太く強い所が魅力
次巻は神様との出会いでしょうか
しかしヒロイン、内緒話や君にだから言えたって類の話を次の瞬間、別人に話してるのどうなの!?
あんまりにもサクッとリークしてるので思わず笑ってしまった
あと恋愛色が、男→女 なのも私好みです
Posted by ブクログ
結果的に嫌いではない、どちらかと言うと好きなシチュエーションなお話しだったんだけど。読み始め、地の文の駄洒落的比喩とかがどうにもうざったくて。何度か読むのやめようかと思ってしまった。見初ちゃんが出雲のホテル櫻葉で働き始めた辺りからはどうにか突っかからずに読めるようになったんだけど。読み慣れた?笑笑
Posted by ブクログ
就職しようと面接すれば、ことごとく会社がつぶれる。
そんな彼女に差し出された次の会社は
いわくつきのホテル。
主人公は幽霊が視えてしまうという体質。
どう生活してきたのだろう? とか思いましたけど。
そして家族事情はどうなっているのだろう? でした。
最後まで読んでいくと、色々と謎が…。
連続短編になっていて、ホテルにやってくるお客様
ホテル従業員などが絡んでくる状態。
話が進むにつれて、スカウトしに来ていた先輩と
何だかいい感じに…いや、あっちがいい感じ?
主人公は気が付いてないというか
手のかかる先輩程度の認識のような…。
いつかは、ひっくり返るはず?w
最後の話はなんだかこう…悲しいというか…。
よかった、という読後感はあったので
一応ハッピーンド、でしょうか?
そして、総支配人、逆らわない方がよろしいですね。
Posted by ブクログ
人ならぬものが見える主人公、時町見初がやっと決まった就職先は、出雲にあるよからぬ噂の絶えないホテル。
客人としてやってくる人外のものたちや、陰陽師の家々のものたちや、なかなか面白かったです。
後半の恋愛っぽいところはなしで、妖怪や神様に焦点があたってると更に好みだったかも。
Posted by ブクログ
地に足がついた現代ファンタジ。香月さんの妖怪アパートシリーズに似た雰囲気。面白く、続編にも期待。
あらすじ(背表紙より)
幼い頃から「幽霊」が見える特殊な力を持つ女子大生、時町見初。そんな彼女の目下の悩みは、自身の就職活動だった。面接は連戦連敗。中々決まらない就職先に、お先は真っ暗だった。しかしそんな時、大学のキャリアセンターが、ある求人票を彼女に紹介する。それは幽霊が出るとの噂が絶えない出雲のお化けホテルの求人票で―。「妖怪」や「神様」たちが泊まりにくる出雲のホテルを舞台にした、笑って泣けるあやかしドラマ!!