【感想・ネタバレ】[増補]日本の文化 本当は何がすごいのかのレビュー

あらすじ

イタリア美術史研究の第一人者である著者が、比較文化の視点から日本文化の基底に見たもの、それは神道だった。
本書では、縄文土器、古墳、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』、西行の歌、芭蕉の俳句、葛飾北斎の浮世絵、さらに仏像までが、神道の心を表していることを具体的に解説している。
北斎の絵は、なぜセザンヌやゴッホらに大きな影響を与えたのか? 日本の神話が語っている日本文化の特色とは何か? 聖徳太子の「和の精神」とは何か? 天皇とはいかなる存在なのか?
“クールジャパン”の源泉たる日本文化の神髄がよくわかる10章。

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匿名

購入済み

 著者の本はいつも同じ論調である。しかし、もっともであるということが多い。
 ‎特に、仏像を日本の一級の美術品であると位置づける着眼点は素晴らしいと思う。日本の仏像の精神性の高さは世界に誇れるものであると西洋美術の専攻の著者に言われると、より説得力がある。

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2019年11月27日

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