あらすじ
出社すると会社が倒産していた。それを恋人に告げたら、出て行ってしまった(「竜宮電車」)。母親の言うことが窮屈だった少年は、ある文字がタイトルに入った本を集めると願いが叶うと聞き……(「図書室の鬼」)。人気がない神社の神さま。ハローワークで紹介された花屋で働くが、訳有り客ばかりが……(「フリーター神さま」)。現実に惑う人たちと不思議な力を持つ竜宮電車をめぐる三篇を収録。(ヒューマン・ファンタジー)
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Posted by ブクログ
おそらく再読です。
フリーター神さま、読んだことがありました。
他2編は、記憶にないのですが…
「竜宮電車」は、失業者した主人公が病で亡くなった叔母の後を継いで、喫茶店のマスターになります。
同僚の小動物系の女の子が、いい動きをしてました。
「図書室の鬼」は、中学校の図書室にまつわるおまじない。女子中学生は、願いが叶ったのか、教師の願いは叶ったけれども、哀しすぎる結末で。おまじないを最後の一冊がなくて実行できなかった男子中学生の願いは叶わず。
どちらがいいのか…
「フリーター神さま」で、ジンジンさんが見た景色には、ドラマ人間模様があり、前2つの作品に出てくる人も大集合でした。
軽いのか、重いテーマなのかよくわかりませんが、おもしろかったです。