【感想・ネタバレ】惑星カロンのレビュー

あらすじ

喧噪の文化祭が終わり三年生が引退、残った一、二年生の新体制を迎えた清水南高校吹奏楽部。上級生となった元気少女の穂村チカと残念美少年の上条ハルタに、またまた新たな難題が? チカが試奏する“呪いのフルート”の正体、あやしい人物からメールで届く音楽暗号、旧校舎で起きた密室の“鍵全開事件”、そして神秘の楽曲「惑星カロン」と人間消失の謎……。笑い、せつなさ、謎もますます増量の青春ミステリ、第5弾!

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【再読】ハルチカシリーズ第5弾。”呪いのフルート”の正体や音楽暗号の解明。旧校舎での“鍵全開事件”を解いて、最後にフルート二重奏『惑星カロン』と人間消失の謎。エピソードが相互に絡み合うこれまでとはちょっと趣の異なる展開でしたが、いつものようにいずれも解き明かされた後に、切なかったり苦かったりそれぞれ違った読後感があるのが良かった。そして今回はハンドルネーム・チカママさんの存在感が大きくって笑ってしまった。"あばれはっちゃく"ネタなんて、今どき誰が分かるんだろう。

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2025年03月08日

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ネタバレ

2021年現在、ハルチカシリーズの最新シリーズ。部活・推理・青春の自分にとってのストライクゾーンな作品であるが、今回はAIや亡くなった人の記憶の話など裾野の広い物語だと思った。そしてその回で、大人達がキャラクター達に大人達の話に介入させないようにするところがリアルだと思った。またこれからのストーリーも書籍化が楽しみである。

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2021年05月02日

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ネタバレ

祈りのフルートからはじまる連作、今までよりロマンチックというか、センチメンタルというか…なんか雰囲気変わったんだけど、このかんじ好きだな。
シリーズ通して成長したチカの回想、という体をとってる意味がよくわからなくて(「楽しかったことしか話さない」とか言ってるし)、不穏な想像しかできずにいたんだけど、大人になってもチカの隣にはハルタがいるってことがわかってほっとした。

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2019年09月17日

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ネタバレ

2018/8 9冊目(2018年通算112冊目)。シリーズ5作目。3年生が卒業して新体制となった清水南高校吹奏楽部。でもこれまで通り、謎解きミステリーが話の中心。前の巻までに出ていた伏線が少しずつ明らかになったり(日下部先生の過去に起こったこと)や、3巻目で出て来たマンボウさんが再登場したりとミステリー要素が強い印象。まだまだ普門館に話がいくには巻数が必要かなとも思う。シリーズもあと1冊。じっくり読んでいきたい。

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2018年08月22日

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ネタバレ

長かった…。待ちに待った新刊。1巻目からおさらいするところから始めました。

おさらいしながら思ったのは、巻を追うごとにどんどん読みたくなってくるということ。今回もまた面白さが増しています。

解説にもあるように、ただただまっすぐ青春を追いかけていたチカが、終わりを見据えてきています。天真爛漫な彼女、でも苦味も知っているというか。そして、彼女よりももっと早くから終わりを見ているのがハルタでしょう。それを指摘してくれる友達がいること、そして、チカの姿から学ぶこと。
一見、チカがハルタに頼っているようですが、ハルタもまたチカを頼りにしているのですね。ハルタだけでなく、吹奏楽部、生徒会、関わる全ての人が。芹澤さんの「私は自分の未来のことを考えないくらいのバカになりたい。そう決めた」の言葉がそれを表していると思います。

さて、話は「ヴァルプルギスの夜」「惑星カロン」が好みです。特に表題作は、今後ますます現実味を帯びていくのだと思います。
ところどころに流行りものに振り回される人、若い女性をイメージしているのでしょうか、その人達をけちょんけちょんにしているところがあります。初野さん、そういう人は苦手なのでしょうか。小気味いいです。

マンボウ達がまた関わってくるとは思っていませんでしたが、さて、今後もつながりがあるのかしら?そして、草壁先生の恋人?とは?(ハルチカの二人は失恋かな…)次巻も楽しみです。

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2017年08月12日

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ネタバレ

穂村千夏
清水南高校二年生。春太との複雑な三角関係に悩んでいる。

上条春太
清水南高校二年生。ホルン奏者。完璧な外見と明晰な頭脳を持ち主だが・・・

草壁信二郎
清水南高校の音楽教師。吹奏楽部顧問。謎多き二十七歳。

マレン・セイ
清水南高校二年生。中国系アメリカ人。サックス奏者。

成島美代子
清水南高校二年生。中学時代に普門館の経験を持つオーボエ奏者。

芹澤直子
清水南高校二年生。クラリネットのプロ奏者を目指す生徒。チカとかかわるうちに入部を決意。

檜山界雄
清水南高校一年生。芹澤の幼なじみ。あだ名はカイユ。

後藤朱里
清水南高校一年生。同級生の部員たちを牽引する元気娘。バストロンボーン奏者。

山辺真琴
高名な音楽家、故・山辺富士彦の孫娘。全国を放浪中、草壁信二郎に呼び出される。彼女も、また、謎多き二十七歳。

上条南風
上条春太の姉。上条家三姉妹の長女。

岩崎浩二
藤が咲高校二年生。全国レベルの吹奏楽部部長。

名越俊也
清水南高校二年生。演劇部の部長。過去、マレンを取り合って吹奏楽部と即興劇勝負をしたことがある。ブラックリスト十傑の一人。

麻生美里
清水南高校二年生。地学研究会の部長。ヘルメットを被る美少女。カイユの復学と吹奏楽部入部に関与。ブラックリスト十傑の一人

日野原秀一
清水南高校三年生。元生徒会長。生徒会執行部がマークしているブラックリスト十傑の監視役の引き継ぎをチカとハルタに行おうと画策中。

マンボウ
裏社会の住人。チカとハルタの前に立ち塞がる最大の敵、なんてことはない。かつての部下のことが夢に出て、ときどきうなされている。


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2023年10月11日

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ネタバレ

ハルチカシリーズ第五作。再読。
今回は呪いのフルート、怪しい謎が隠されていそうな音楽記号、密室ならぬ校舎全開事件、そして知る人ぞ知る楽曲『惑星カロン』を巡る様々な謎。
前作で文化祭が終わり、いよいよハルチカも三年生に…と思いきや、まだまだ二年生の話は続く。
次はアンサンブルコンテストに出場するらしいが、そちらはまだ練習中で終わっている。
うーん、二年生だけでこんなに足踏みするとは思わなかった。まぁ、指導者が変わりました、実力派の部員が何人も入ってくれました、部員も増えました、高校から吹奏楽を始めたチカも実力つけました、普門館行けました、じゃ短絡的過ぎるから少しずつ過程を描きたいのは分かるけど。
今回の収穫としては草壁先生の過去がまた一つ明らかになり、一度は逃げ出した過去と草壁先生自身が向き合おうとしている姿が見えたこと。
だがそれは再び指揮者として戻る過程でもあるのでは(本人は否定しているが)とも思え、少し寂しくもなる。
ハルチカたちに残された時間は少ない。それでも後継者たちは次々生まれるようだ。嬉しいような、それが今でないことが切ないような。
次こそ三年生の話か…と期待していたら、最新作は番外編らしい。それはそれで楽しみだけど、そろそろ前に進んで欲しいな。
読み終えるとやっぱり清水南高校は変人で良い人揃いだと分かる。
前作から表紙デザインが変わったが、ますます残念な感じに。

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2017年05月23日

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ネタバレ

・イントロダクション
・チェリーニの祝宴
・ヴァルプルギスの夜
・理由ありの旧校舎
・惑星カロン

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2017年03月10日

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