あらすじ
執事と娘が増え、賑やかになったザガンの居城。相変わらず不器用ながらも距離を縮めるザガンとネフィだが、突然ネフィが町で襲われるという事件が起こる。襲ってきたのは――肌の色の違うネフィに良く似た少女だった! その事件の直後、ザガン宛てに魔王の一人から船上で行われる<夜会>への招待状が届く。城のメンバーたちはその船上パーティへと、おめかしをして赴くが――。無愛想魔王と箱入りエルフが贈る大人気ラブコメファンタジー、豪華絢爛な第三巻!
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この世界感の中では、魔物・魔族の王は、魔王ではなく魔神と区別するらしい。
今回はネフィへの白昼の街中での攻撃があった後、魔王ビフロンスに船上開催の夜会に招待され、聖剣や魔王の刻印にも使われているらしい神霊言語の情報を得る事は出来たが…。
魔術師に善人が居ない世界感とは言え、ビフロンスはとんでもない下衆でした。
ネフテロスに対する扱い、他の者たちとの違いに何ともモヤモヤ…。
魔神の残滓に命の危機に陥るも、≪妖婦≫ゴメリ、≪黒刃≫キメリエスや、他数十名の魔術師たちと義が持てたのは、ザガン的には好まずとも、佳き事かな。