あらすじ
ある日突然、電気がこの世界から消滅! 東京に暮らす4人家族(鈴木家)が直面する、超絶不自由生活! 次第に食料や水が乏しくなっていく中で、父は決断を下す。東京を脱出する! 何が起きているのか分からない状況下、果たして、鈴木一家は生き残れるのか。笑いあり涙あり、平凡な家族の感動の物語。同名映画、原作本。
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Posted by ブクログ
映画→小説。
映像の中で「?」と思っていた箇所の意味が回収できてよかった。
結衣がライン面倒くさそうに返信しているとこ、教室に入る前に軽く気合いれるとこ。
めんどいグループに入ってしまっていたからね、なるほど。
マンションのおばあさんがなくなったのは、おそらく透析?が出来なくて亡くなったのかなということ。
大阪で光恵が義之にぶちぎれるとこ。まじポンコツなダンナだってわけね。
鈴木家はマイペースでしっかり者の奥さん光恵がいたから回っていたってわけ。というかたいていの日本の家庭は、しょうもないダンナとしっかり者の妻の我慢でなんとかなっている。
映画になかったシーンもいくつか。
広島空港で外国人との交流。
あちこちから上がる煙は、遺体の火葬。
無事東京に戻り、日常が戻って鈴木家が変わったところをもっと描いてほしかった。
Posted by ブクログ
ある日突然、ありとあらゆる、電気というものが、完全に使えなくなったら!?という、架空の災害を描いた物語。
中年夫婦と、大学生の息子、高校生の娘、それぞれが実在しそうな平凡なタイプの家族。電気が使えなくなった東京では、暮らしていけないと考えて、自転車で吸収を目指すことに。すったもんだの末、最終的にハッピーエンドなのは、かなり希望的な結末だと思うんだけど、暗くならなくてよかったです。面白かった。
Posted by ブクログ
かなりすらすら読めた。
電気が止まった世界、とても不思議だった。
この本を読んで、人間の生活がいかに電気に頼っているのかを実感した。
この本の中で起きた停電が現実に起きたらどうなるのだろうと想像するだけで恐ろしくなった。
この災害を通して家族の絆が深まっていき、心が温まった。
Posted by ブクログ
突然、街全体が停電したうえに電池を使用する機器も使えなくなって、家族4人で生きるために自転車に乗って九州の実家を目指す話。
読みやすくスピードに乗ってページをめくることができた。まったく難しくないので時間つぶしにはいい。
しかし、細かいところが雑。「仕事人間で家族に思いやりがない父」「料理が下手だけで家族思いの母」など一人ひとりの登場人物がなんでこうするのか、の表現が直球過ぎる。また、どうして停電したのかも分からず終い。マンガのような作り込み。
最初から「映画ありき」で書いたから、文字で情景を想像させることは考えてないのかも。