【感想・ネタバレ】おれたちに偏差値はない 堂南高校ゲッキョク部のレビュー

福澤徹三

大人気シリーズ『侠飯』の著者が描く、愛すべき青春

高校入学を控えた草食系男子の悠太は、アクシデントに見舞われ1979年にタイムスリップ。父の剛志郎として高校に入学するハメに。しかしそこはヤンキーどもが跋扈する、超底辺校だった――！ コワくて愉快な仲間との出会い。ヤンキー女子の恋。70年代テイスト満載、あの時代を知る人も知らない人も爆笑感涙の青春小説。

[ブクログ · ★★★★☆]

昭和の良き時代を擬似体験できる本。あと不良の生き様が知れる笑　読んでて面白かった。違う人として生活する物語は基本ハズレがない。

主人公の父親の旧友が、父親の墓で手を合わせる場面が良かった。義理堅い人。中年になっても続く友情は美しい。