あらすじ
日本におけるアドラー心理学の先駆者にして第一人者が、対話形式で平易に著す実践講座。究極目標である「共同体感覚の育成」のための手法としてグループ・セラピーを導入し、具体的な進め方を解説。また、現実の自分を生き抜くために瞑想法も採り入れ、その効果を説く。縦横無尽で親しみやすい語りを通して、アドラーの教えを実践・指導し、多くの後継者に伝えてきた奥義に触れる全4巻シリーズの第2巻。
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Posted by ブクログ
瞑想的に生きるとはマニュアルで生きること
ただしそれはオートマとマニュアルを切り替えることが出来る前提でマニュアルで生きる時間を増やすこと
今ここって感覚は常に持ち続けていたいものです。
Posted by ブクログ
良い見出しのついた引き出しを開けると中には良いところが入っている。私は暗い性格だと思っているとその証拠ばかり見えるけど、それを私は謙虚な性格だと思うことにすると、その証拠が続々と見つかる。
人間には本当は悩みなんかない。悩むと便利だから悩んでいるに過ぎず、自分の目的を達成するために悩みを使っている。
悩んでいると仕事をしている気になる。私は何もしていないわけではない。こんなに苦労しているんだと言うわけだ。
小学校の時の先生の教え方がまずかったのに対して、小学生時代の先生を連れてくる必要は無い。それと同じように仮に父親との関係で問題があったとしても、それを改善するために父親を引っ張り出す必要は無い。
感情的になれない原因は、実は不安と言う感情があるためである。不安に支配されて不自由な不自然な生活をしている。だから瞑想して自然になる必要がある。
瞑想とは何であるかと言うと、目覚めていることだと思うんです。自分の内側と外側に起こっていることについて、巻き込まれないで少し離れてはっきりと目覚めていること。先入観を持たないで、ありのままに見ること。気づいていることと言ってもいいし、見届けることと言っても良い。これが瞑想の本質的な定義です。