【感想・ネタバレ】シュメール神話集成のレビュー

あらすじ

世界四大文明のひとつであるメソポタミア文明。この「肥沃な三日月地帯」に栄えた文明の基礎を築いたのが、チグリス・ユーフラテス川の下流域に生活していたシュメール人であった。彼らは独特の楔形文字を使って粘土板に神話や叙事詩を刻み、その世界観は後世の周辺地域に絶大な影響を与えたと言われる。旧約聖書の「ノアの方舟」へと継承された「洪水伝説」のほか、「イナンナの冥界下り」「ウルの滅亡哀歌」など、神話を中心に16の文書を精選。他では読むことのできない重要な原典に、充実の注・解説を付したアンソロジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 おそらく最新の日本語訳であろうシュメール神話集。手っ取り早くシュメール神話を読みたい人にはかなりオススメ。神話だけではなく讃歌なども収録されている。
 文章は叙事詩の翻訳ともあり、頭に入ってきにくい部分もあるが、滑らかな文章にするための修正が()付きで施されているので、なかなか理解できないというほどではない。
 解説が短くとも詳しく物語やその背景について語っているので参考になる。

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2016年10月31日

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