あらすじ
単行本『生きがいの創造』が、まったく新しいタイプの人生の案内書として話題を呼んでから、本書の親本であり、続編となる、単行本『生きがいの創造II』が世に出るまでに、実に9年の歳月が過ぎていた。そして、その本の冒頭には、「このことを公開すべき時がようやく、やってきました」とある。つまり、『生きがいの創造II』とは、『生きがいの創造』を発表するにいたった経緯を、著者自身が綴った告白の書と言ってよい。内容は、「そんなこと絶対にあり得ない」と言いたくなったり、「これは空想的な物語だろう」と評価する読者がいるかもしれない。しかし、ここに書かれていることは、まぎれもなく、著者自身の体験なのである。直観力が鋭くなくても、「心の眼」を大きく開いて読めば、そういう世界が存在しても不思議ではないと、理解できるはずだ。その時、読者は歴史が変る証人になっているはずだ。なぜ生きなければいけないか、その理由がわかる本。
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Posted by ブクログ
前作ではさまざまな輪廻にかかわるレポートを飯田氏が紹介しながら、輪廻転生についての広範な説明であったが、今回はそもそも飯田氏が、なぜ福島大学の経営学の教授でありながら、スピリチュアルな本を刊行することに至ったかの説明になる。
というより、飯田氏のスピリチュアルな体験の紹介が大半でこれだけを読んでいると、まるで心霊体験集のような趣さえある。それをあえて紹介しながらも自分の客観的な立ち位置を記述している。
この物語を、フィクションとみるかノンフィクションとみるかは当然ながら読者に一任されているのだけれど、あながち否定できないような気がするし、むしろこれが現実と思った方がずっと楽しいと思う。