【感想・ネタバレ】耳袋秘帖 蔵前姑獲鳥殺人事件のレビュー

あらすじ

浅草で雷を捕まえようとする大工の若い衆。深夜に突如炎上した有名な榧の木。浅草界隈の摩訶不思議な出来事が南町奉行の根岸たちの首をひねらせる。そんな中蔵前で悪名を馳せていた札差が殺されるのだが、疑わしい者が多すぎて、捜査は難航する。近所の評判の良い札差の店に妖しが出るとの噂が根岸の耳に入ってきて……。文庫書き下ろし。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幽霊をたくさん描いた画家、鳥山石燕を最近、根岸の末孫篤五郎は気に入ってよく見ている。
妖が好きな根岸はそれを止めない。
どう言った人物だったか、気になってきた。

石燕を調べるうちに、最近なんども目撃されている姑獲鳥の事件が重なる。

姑獲鳥は長い髪を垂らした女が裸の赤子を抱いて出てくる。
その妖は見るものに、情愛、悲哀を感じさせ、ただ怖い幽霊とは違って見えるのだった。

力を持つ札差の殺人事件が、この姑獲鳥の事件に重なる。

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2018年09月25日

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