【感想・ネタバレ】願いながら、祈りながらのレビュー

あらすじ

まるで時の女神がうっかり回収し忘れたような。北の大地の片隅に、ぽつんとたたずむ中学分校には、一年生四人と三年生一人が学んでいた。たった五人でも、自称霊感少女もいれば嘘つきな少年もいる。そこに赴任してきたのは、やる気皆無の若い教師。けれど、やがて彼が知ることになる少年の嘘の痛ましいわけとは? ころびながら、くじけながら明日を探す、五人の青い魂の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中学生にぜひ読んで欲しい本。
大人でも、心に残るものがたくさんあると思います。
乾ルカさんの作品は初めて読みましたが、読んでよかった!!
.................

北海道の過疎地にある中学が舞台の話。翌年には廃校が決定しており、
生徒は5名のみ(1年3名、2年1名、3年1名。)
そこに新任教師として赴任した林の話から、物語は始まる。

林は自分を棄てた彼女を見返すために司法試験合格に躍起になっていて、
生徒のことなど眼中に無い。教師を今すぐにでも辞めたい気持ちは
生徒にもすぐ見透かされる始末。

また、生徒もみなそれぞれ、問題を抱えている。
自分は特別な存在だと思いたくて奇妙な行動を取ったり、
卒業した先輩に執着したり、
周りの期待に応えるために自分を追い込んだり、
その場をうまく収めるために嘘をつくことに慣れてしまったり・・・

マウンティング、中二病、責任転嫁、自己中心性、承認欲求、
他者依存、責任転嫁、重い病。
いろんな問題や試練があるけれど、もがき苦しみ、周りを傷つけ自分も
傷つき、そしてようやく自分と向き合い受け入れ、他者の思いにも気づけた先に、
成長がある。そんな物語。
読めば読むほど、登場人物ひとりひとりがとても愛おしくなった。
彼らのその先を、久松医師とともに見守りたいという気持ちになった。

再読したい本。

0
2021年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

林武史
社会科教師。生徒総数がたった五人の村立生田羽中学校生田羽分校に着任。三浪の末、教員採用試験に合格。法曹を目指している。

久松良蔵
林が下宿先として紹介された久松医院の主。六十四歳。

後藤主任
五十手前。国語と英語担当。

佐々原
三十半ばの男性教師。数学と理科担当。

松本
村長。

石弥生
中学三年生。なかなかの美少女。スタイルもいい。

江崎学
中学一年生。ひょろりと背が高く、整った顔を隠すように黒縁の眼鏡をかけている。

柏木亮介
中学一年生。プールから上がった直後みたいに血の巡りの悪い顔色。

手塚みなみ
中学一年生。にきびで顔全体が赤らんでいる。

松本憲太
中学一年生。一番体格が良く、若干太り気味。村長の孫。

真里
林の元彼女。二股をかけていた。

三木
真里と付き合っていた。法科大学院を主席で卒業し、新司法試験にも一発合格した。

今村桐子
弥生の一年先輩。

宮川
本校の教頭。

高瀬
本校の男子生徒。


本校のリーダー格の女子。

稲本
本校の男子生徒。

0
2023年12月20日

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