あらすじ
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人工知能は、生き物(人間)の知能を、コンピュータの上に実現したものです。しかし、人工知能は一つの問題ができたからといって、他の何もかもができるわけではありません。
囲碁でプロ棋士に勝てても、夕飯の調理はできないのが人工知能というもの。まずは、じっくりと学んで、自分自身で人工知能をじっくり考えて行きましょう。
そのために、この本が助けになります。
本書は、最低限知っておくべき人工知能のキーワードを厳選。わかりやすいイラストと解説で、キーワードを直感的に理解できます。時代を見晴らすために必携の一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最近何かと話題になっている人工知能について知りたいと思って手に取った一冊(最初と最後にシンギュラリティを紹介している辺りが)。68のキーワードを紹介していくタイプで,その単語についてイラスト入りで分かりやすく説明されている。帯に糸井重里さんのメッセージがあるとおり,別に前提知識は共有されないので一般向きの本と言える。ただし,微妙に周辺知識があるとイラストはより一層楽しめる。
最初の一文はさも人工知能について知りたくて出会った本のように見えるけれど,事実はその重要な動機となったアプモンのAI監修の人(三宅陽一郎さん)の本ということでほぼ名指し。近辺で登録したアイテムを見ればバレバレか。そして過去に人工知能に興味をもった時があって,それが大学の森田研究室で,その時に買った『マッチ箱の脳』の著者がもう一人の著者(森川幸人)。ということで新旧なかなか絶妙な組合せであり,個人的にはベストチョイス。このイラストは森川さんなんだろうなぁ。そして,三宅陽一郎さんは語るに十分な人かと思ってたんだけど,人工知能学会紙の表紙にアプモンを持ってくる辺り,それなりなんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
ニューラルネットワークは卒論でやった。20年も前に。
しかしかなり進化しているようだ。
最近、ネットを利用していて思うことは、データ分析して出てくる広告が偏りすぎてつまらないということ。
youtubeでも出てくるおすすめがいつも一緒で面白みがない。
こういうのがお好みのようですけど、あなたの性格からするとこれも合うんじゃないかなみたいな分析のできる人工知能の開発を!
Posted by ブクログ
かわいいネコが解説する絵は楽しい上にわかりやすくて良かった。AIの思考形態やシステムから、逆にヒトがそれらを模倣(or自らの能力を再認識)する事で、頭の中を整理したり、新しいアイディアを創出できる可能性があるかと思った。
Posted by ブクログ
人工知能(AI)に関する各種キーワードが初心者でも理解し易いよう、マンガイラスト付きで解説されています。
だいたい一つのキーワードに対し、2,3ページ程度なので、いつでも手に取って隙間時間などでも読み易い構成でした。
だからといって簡易過ぎレベルでもなく、しっかり技術的な記述も見受けられますので、AIに対してまずは一冊読もうという時の、きっかけとなる書として推薦できます。
Posted by ブクログ
人工知能の何たるかを、ざっくり理解するための良書です。人工知能自体は昔からあり、その進化は目覚ましいのですが、その内容についてあまり良くわかっていなかったのですが理解できました。概念理解のための入門書として適切で、工学的な具体的数学理論、プログラミング構造などの紹介はあまりされていませんので、そういう部分は更に踏み込んだ専門書に委ねられています。本書に多用されている、イラストも良いですね。
Posted by ブクログ
様々な文脈で語られることが多い人工知能について概説を知りたく手に取りました。
人工知能とはどこからスタートしてどのような利用分野があるかを知ることが出来ました。
イメージしにくいことも、イラストが理解の手助けになってくれています。
読後として、人工知能とは何かを把握することができました。
人工知能について親しみを込めて取り組むことができそうで良かったです。
Posted by ブクログ
御多分に漏れず、標榜「絵でわかる」にありがちな絵の軽妙さと内容の難解さとの乖離が著しいが、AI絡みの用語解説集としては優秀な本だ。バスワード的に語られる「AI」なるものの関連ワードを広く普く(そして浅く)拾い上げている。脳科学分野の進歩と応用が今日のAI発展の鍵につながっているが、その分野もきちんとフォローしているのはよい。
他方で「遺伝子的アルゴリズム」「ニューラルネットワーク」と並列でいまさらの「エキスパートシステム」を語っていたりと、何がトレンドで何が重要なのか意味の重み付けはされていないので、読んでいて記憶には残りにくいかもしれない。あくまで用語解説集として読むのがよいだろう。
Posted by ブクログ
表面的な話だけではなく、人工知能に使われる数学の話や
それぞれの学習法の話。意思決定理論の種類などを章ごとに分けて、説明してくれているので、別の書籍やWEBでの人工知能学習の補助書としてよい。
もちろん、読み物としても読みやすい。(*ただし、最後になるにつれて、
少しレベルは上がる。)
Posted by ブクログ
20170404 人口知能についての入門書。分かりやすく書かれていると思う。大事なのは最終章か。人とコンピュータの共存がこれからの世界の在り方に大事な役割を果たす事をどのように理解していくかだ。
Posted by ブクログ
人工知能の発展により仕事が奪われるのか?というテーマなら第1章と終章を読めば良い。人工知能研究の進展について詳しく知りたい場合は全部読む。平易に書いているし,繰り返しでてくる概念もあるので大まかに捉えるのには適している。