あらすじ
中学のバトミントン全国大会でシングルスの頂点に立った遊佐賢人。 進学した横浜湊高校でも、スタープレーヤーとして、バドミントン部をインターハイ団体優勝に導いた。 高校卒業後、横浜湊でのパートナー・横川とともに青翔大学に進むことに決めた遊佐は、はじめて高い壁にぶつかることに・・・。 バドミントンと向き合うことで自分の人生とも向き合い、少しずつ大人になっていく賢人の姿に、心を打たれ思わず応援したくなってしまう、瑞々しい物語。 『ラブオールプレー』では、スーパースターの先輩として登場していた賢人だが、主人公となった本作では、競技に対する思いや葛藤、恋の悩みが浮き彫りになり、スターらしからぬ賢人の可愛さにクラリときてしまうエピソードが満載。 横浜湊時代のチームメイト、後輩たちも登場する、賑やかな続編。 個性的なキャラクターたちも健在、まっすぐ突き進む彼らから目が離せない!
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天才の苦悩と戦い
主人公の困難で挫折を初めて味わった事で良い意味でステップアップ出来たと思います
もし順調過ぎたら嫌すぎる人間になって下手したら取返しの付かない事になっていたかも知れません
周りの人たちの支えで復活出来て戦う場に戻れて良かったです
Posted by ブクログ
賢人の話。才能あふれるプレーヤーの挫折とパートナたーや仲間の話。フィクションだというのはわかっているけど、バドミントンをやった ことのある人なら、きっと、その試合の様子がイメージできて、わくわく。 横川さんはじめツインズ、水嶋姉弟。 メンバがそれぞれ味があっていい感じ。
Posted by ブクログ
前作の続きといえば 続きなのですが 主人公が水嶋亮ではなく 一年先輩の遊佐賢人の視点で描かれている
天才的プレーヤーの主人公
怪我で悩まされるが 後輩の水嶋亮には絶対に負けないと奮闘する姿に感動を与えてくれる^_^
これから先 どんな物語が続くのか楽しみにさせてくれる^_^
Posted by ブクログ
ラブオールプレーシリーズ第二作。一作目の主人公、水嶋亮の先輩で最大のライバルでもある、横浜湊の絶対エース、遊佐賢人の物語です。一作目では天才として描かれていますが、天才は99%の努力という言葉があるように、果てしない努力の末につかみ取ったものであることを、今さらのように知りました。パートナーの横川祐介に対する思いも書かれていて、思わず目頭が熱くなります。とても純粋でひたむきな彼の、今後ますますの活躍を期待してやみません。
Posted by ブクログ
前作で、カリスマ的存在だった遊佐先輩が主人公。
遊佐が、横浜湊高校に入ったきっかけから、水嶋たちが入部、インターハイ、そして大学での競技までのバドミントン生活が描かれている。
水嶋のことをこんなふうに思っていたのかとか、里佳さんへの想いとか、
前作の裏側まで楽しめた。
そして、大学生になった水嶋たち横浜湊のメンバーも出てくる。
彼らのその後も十分楽しめる話だった。
Posted by ブクログ
バトミントン小説の2冊目
今回は、前回主人公の先輩・遊佐くんが主人公。
とはいうものの、前回主人公の水嶋もたくさん登場し、あくまで遊佐が中心ってだけかな。
中身的には、前半にインターハイを遊佐視点で描き、中盤~後半にインカレ戦が中心となるかんじ。前回描ききれなかった(?)遊佐の水嶋に対する期待や海老原先生の気持ちの描写などたくさん描かれており、インターハイ編の補完はよかった。
けど、インカレ戦は水嶋がライバルとなりすぎになり、もう少しほかの選手との戦いも描いてほしかった。
また、スランプやけがでの苦しみを描かないにもかかわらず熱い小説、というのがコンセプトだと思っていたが、後半にしっかり、けがを描いておりすこしがっかりだった。
全体としては、面白かった。
Posted by ブクログ
前作では主人公水嶋くんの憧れであり目標でありライバルだった、ちょいウザいカリスマ的先輩遊佐くんが主人公の物語。
元オリンピック選手の父を持ち、溢れる才能でバドミントン界期待の選手の遊佐。つねにトップを走ることを求められる彼の恋と挫折とバドへの情熱に、好感が増しました。
前作より好きですね〜(笑)シャトルを打つ音、コートを走るシューズの「キュッキュッ」という音、そして閉めきった体育館の熱気。すべてを体感しながら一気に読みました。
Posted by ブクログ
ラブオールプレー番外編・遊佐の話。遊佐はかっこいいけど、かっこいいだけじゃないんだなぁと思った。回りの支えとか、ライバルとかそういったものに無関係の中高生活を送った私としてはとてもうらやましかった。男の友情っていいなぁww
Posted by ブクログ
前作が面白かったので続編ということで読んでみました。
主人公が今度は、前作の主人公の先輩にあたる遊佐賢人という青年。
バドミントンをする上では、恵まれた環境で育った若きカリスマ。
彼が恋に落ちたのは・・・高みを目指す少女。(先輩)
前作から少し時間を戻りつつ、途中で追い越して未来へ
物語は高校から大学へと進んでいく。
でもなんだか。遊佐くんという人物になじみ切れなかったのと
前作の主人公である水嶋くんの天才的な一面が恐くなって
ちょっと楽しめなかったかな。
一作目のような純粋に胸を熱くする作品…とまでは思えなかった。
スポーツの世界はとても残酷だ。
知っているけど忘れていたのかも。