あらすじ
「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教諭は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。第六回新潮ドキュメント賞受賞。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
こんな冤罪があってもいいのか?
教師が生徒に自殺を促すようないじめを行っていると被害者の親から猛攻撃を受け、校長は間に受けて教育委員会に投げてしまい、教師は停職を余儀なくされた。
しかし、それが真っ赤な嘘で、いじめもなければ、何もなかったのに、親がでっちあげた嘘でマスコミを巻き込み、教師と福岡市に対して損害賠償を求める裁判をして、しかも勝訴している。
こんな事が罷り通る事件があったことを知り、本当に恐怖でしかありませんでした。
教員にかかる負荷は年々増えていっていると聞きますが、きちんと守らなければ、日本の教育そのものが衰退していくなと思いました。
Posted by ブクログ
自らのための備忘録
この事件のことはまったく記憶にない。私は必ずNHKの夜7時のニュースは欠かさず見ているが知らなかった。
怖しいことだと思った。
「原告側弁護団は、この時点で約550名に達していた。これに対し、被告側の代理人はゼロ」
こんなに怖しいことがあるだろうか…。
但し、前半部分は走り読み。まともに読んでいられなかったから。裁判記録を中心に読む。
民事裁判がこんなものかとも呆れた。人生には時折、事故としか呼べないような理不尽なことに巻き込まれることがあるが、本ケースもそうだったとしか言えない。気の毒でならない。
大谷弁護士、前田医師のコメントを今更ながらにでも聞きたいが、最後まで「組織」と言い続けた教育委員会に日本的なものを感じる。ついでに週刊文春と朝日新聞の公式コメントも聞きたい。