【感想・ネタバレ】みらい文庫版 絶叫学級 呪われた初恋 編のレビュー

あらすじ

絶叫学級へようこそ。恐怖の世界の案内人である私・黄泉が、恐ろしい闇の授業にご招待します。ずっと憧れていた先輩に告白し、つき合うことになった少女。しかし、先輩の態度はつれなく、バレンタインで絆を深めようと考える「ブラッディ・バレンタイン」。恋をした少女が内気な自分を変えようと、不思議なアプリの力を借りる「勇気アプリ」。恋にまつわる恐怖の4話を収録。 【目次】52時間目 ブラッディ・バレンタイン/53時間目 勇気アプリ/54時間目 赤い糸/55時間目 フェアリーにお願い/あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

どんな小説を読んでも、初恋は甘酸っぱくて少し切ない。実っても実らなくても胸をキュンとさせ、ドキドキさせることでしょう? でもこちらで紹介するお話はひと味違います。ドキドキはドキドキでも恐怖によるものですから。 初恋をテーマにした怖い話が4編。初恋ってもっといいものじゃ?と思いながら読んでいた。出てくる女の子の執着がすごいのもそうだが、出てくる男が方々の女の子に手を出しすぎでは。若いうちからそんなんだと、いつか後ろから刺されるぞ!と思わず突っ込み。「ブラッティ・バレンタイン」一番最初の「ブラッティ・バレンタイン」はフィクションだからと言われればそれまでだが、非常に過激で最初からこのテンションで大丈夫かと心配になるぐらい。 都合の悪い事実の改変を自分の中で行いすぎてこんなことになるのか……。いや、もともと主人公はそういう狂気的なものが内部にあったのかもしれない。

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2020年09月22日

シリーズ作品レビュー

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