あらすじ
もう「あの人」に振り回されない!
『無意識さんの力で無敵に生きる』著者・大人気カウンセラー最新作!
職場、恋愛関係、夫婦関係、家族、友人、自分以外の誰かに「振り回されてる」と感じたことはありませんか?
「私のことどう思ってるんだろう」「あのひと言で不快な思いをさせたかも?」と相手のささいな表情や言葉尻から相手の気持ちを予測して不安になる一方、「なんであの人は私にひどいの!」「いつも私ばっかり……」と、一人になってからも「言われたこと」「されたこと」を怒って引きずってしまう。
本書では他人のことを気にして「振り回されている」状態がなぜ起こるのか、「脳の仕組み」の観点から説明し、「暗示」によって解決していきます。
本書を読めば、心に静けさが戻り、「本当の自由」が手に入ります!
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他人に振り回されるのは自分の性格に問題があると思った方。また、その性格を治そうと様々な関連書籍を読み、実行したが改善できなかった方におすすめ。
他人に振り回される原因を自分と他者間に存在する脳のネットワークにあると筆者は考え、話を展開する。
脳のネットワークを通して相手の感覚になり、相手に支配されてしまうため人に振り回されると筆者は考える。状況を好転させるための場面ごとに応じたフレーズが紹介される。
例を挙げると、人の気持ちを考えそうになったとき→本音モード、ストレスを感じやすい階層から抜ける→浮き輪モード など心の中で唱える。
本書全体が分かりやすい言葉で書かれ理解しやすい。また、紹介される論文の説明が脳のネットワークの仕組みを理解する手助けになる。
(信憑性などは専門家でないので分かりませんが、私には理解の手助けになりました)
すぐに実行できる内容で、合う人にはとても良い本だと思います。
Posted by ブクログ
自分の感情は相手の脳の回路から感情が伝わってきているから、や、唱えるだけで相手との脳の回路がシャットダウンする!などの理論を最初は納得していなかった。しかし実際に唱えてみると、本当に相手の感情が気にならないような気がする。1回読んで試してほしい。
Posted by ブクログ
なるほど、あるある!それそれ!と思って読み進みましたが、その対処方法が難しい感じがしました。
たぶん、分かりやすく書こうと思って下さっているのだと思いますが、
「心よ」とか「近づかない」とか「知恵と力の調節!」などの呪文や魔法の言葉だけではなあ~と思います。
心理学を勉強したり熟知してたら問題があった時に、こう思えば良いんだ!と思えるのかもしれないですがね、、
でも、一瞬では変わらないですがそうなってしまう原理がわかった感じがします。
「うまくいく時は淡々としている」平常心、恒久性が大切。
好かれようと必要以上にサービスすると上下関係ができるので対等でなくなるなどは色々思い当たる事があり、気付かされました。
なるほどと思う事があり、面白かったです。
なんとなく自分の行動を見直すことが出来たので、これからに生かせたらなと思います。
追記
言語性知能と動作性知能のバランスがとれていると無駄に相手の気持ちを勝手に想像してヤキモキしなくなり、思い出してイライラする事がなくなり自分の時間がもてるって所が好きでした。
無駄に時間を過ごさない為にも読んで良かったです。
Posted by ブクログ
嫌いな人が頭から離れなかったり、自分の考えた嫌なことが全部現実になったり、比較的共感のできる体験をもとに、対策が話されてきたので興味深かった。ただわかりやすく伝えるためなのか、全体的に根拠が弱くて抽象的な印象。自分が他人の気持ちや評価で頭がぐるぐるした時に「心に聞く」という行為で一度切り離すことができる。それを繰り返すことで常に自分の行動とこころが一致してフラットな気持ちになる。自分の心の動きに則った自然な感情の動きはあるが、他人に影響を受けた不快な動きはない。咀嚼して汲み取ると、読む価値はあったかなと思う。
Posted by ブクログ
人の気持ちを推察しそうになったら「本音モード」とつぶやく。人から流されてくる暗示だかどうかは別として、そう考えると楽かも。人の評価が気になったら「自我防壁」とつぶやく。「心よ」とつけて、「今どんな気持ち」と聞く。不安や怒りの対象が心に浮かんだら「近づかない」ととなえる。フラッシュバックには「今は何もないから安心していい」「知恵と力の調整」と7回となえる。「他人の気持ちはわからない、自分の気持ちもわからない。」