【感想・ネタバレ】「良い質問」をする技術のレビュー

あらすじ

学校の授業や記者が取材などで投げかける質問は「情報収集」のためのもの。日常生活や一般のビジネスマンに必要なのは、日ごろの仕事での会話を有意義にする、周囲に好かれ、感謝される質問です。その極意を、日本で最も多くの質問をする職業であるエグゼクティブ・コーチの第一人者に明かしてもらいます。

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Posted by ブクログ

コーチングに必要な、質問のスキルとマインドが
詰まった内容だった。何より、質問がいかに人に
影響を与えているのかがわかった。
明日からどんどん質問したくなる一冊。

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2019年10月23日

Posted by ブクログ

仕事ができる人、上に行く人ほど
自分に対して良い質問をする技術を持っている。
すごく共感出来ました。
物事を考えるときの出発点はいつだって良い質問から。

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2018年12月30日

Posted by ブクログ

コーチングについて学んでおり、質問についての本を探していて読んだ。私は自分自身への問いに興味があり、最後の質問の偏りと良い質問の作り方については分かりやすい。早速自分でも取り組んでみたい。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

「質問は、人の中に内在化する」ということを、この本を読んで、あらためて考え直しました。
この本の著者はコーチングを職業にされている方で、自分自身が置かれている環境とは異なるため、この本に書いてある全てのことが自分自身の普段の生活にフィットするわけではないと思っています。
ただこの本に書いてあるいくつかの行動は、普段仕事をする中での上司、同僚、部下との会話に役立てることができると感じたため、明日から実行してみたいと思います。

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

サラッと読めるけど、
深い内容だったな、と思う。

もし、誰か1人に謝罪するとしたら、
私は誰に何を謝罪するかな?

たしかに、そう考えるだけで、
とてもココロに入り込まれた感じです。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

店頭で見つけてうっかり買う。

最近仕事の進め方、仕事のやり方に不満を持ちつつ、モチベーションが上がらないと思っていたので、セルフマネジメントの為に購入。

実際にワークの通りに質問を作ってみると、
何をいつどう、と具体的に聞くことが難しかったり、
作っていて「あれ?」っとなったり、
自分自身が思考ぐるぐる型に陥っていたことが自覚できた。

--------なるほどと思った所--
■目標の具体性
「エグゼクティブ、課長、部長になりたいです、なります!」
 →「なって、何をするの?」に答えられるか?
自分の為でも人の為でも、具体的な目標があることが大事で、目標達成をするのは何の為なのかを明確にする。
「どんな○○になって、何をしたいのか?」
ただ、金メダルを取りたいです!という人に対してこの質問をできるかな…?
でもメダル取った後に燃え尽きる人は、このイメージが不足しているのかもしれない。

■認識のすりあわせ
社長「わが社は日本一のサービスを提供する!」
→部下に対して「日本一のサービスって何だと思う?」と聞いてみると千差万別だったりする。
 トップダウンで意思が正しく伝わっていない。
 キャッチーな言葉で何も具体性が無かったりするのが一番不幸。

■組織の中で使われている質問は本質を現す
 人材育成などと社訓に乗せているが、コストカットや売り上げの話ばかりでていないか?

■良い質問はオープンクエスチョン
 →答えやすいクローズドは下から上の話で、上から下はオープンの方が良い。
  上から下にクローズドの質問だと、指示・命令が多用されがち。

■自分のパフォーマンスを高めるために、日々どんな質問を自分にしているか?
 →自分の系統、傾向が見える

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2022年05月15日

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ネタバレ

『良い質問』とは投げかけた相手もしくは自分に『新たな気付き』を与えるもの
成功者ほど質問力が高いのは、この良い質問を自分に投げかけ続けられるから。
自分に良い質問を投げることが成功への鍵である。

関係性、気付きの観点から四つの類型がある
軽い質問は関係性構築、重い質問は他責から自責へのマインドチェンジに有効。
これをベースに良い質問へと転換していく

良い質問
①特徴:個々の本質的なこと。オーダーメイド。
 want to、仕事の大義、言葉の定義とその反義語、立場を変えて聞く、未来について聞く、オープンクエスチョンである(yes/noで答えられない)
②コツ
■アクティブリスニング(相手の表情、心情、背景まで読み取ろうとする)
■その場で考えながら質問(用意してきたものは相手の心を叩かないことがおおい)
■アドバイスはしない
■『相手』について聞いて、『自分』としてフィードバックする
■ネガティブな聞き方はしない
■不要な前置きは使わない
③作り方
■3つのV(理念:やりたいこと、価値観、良く使う言葉)を言語化し品詞ごとに分類
■5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)を普段使わないものと組み合わせる
■3つのVから2つ以上組み合わせて聞く

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2021年10月28日

Posted by ブクログ

質問は相手に強制的に考えさせてしまい、時間を奪うもの。だからこそ、相手が答えたくて尚且つ気づきを与えられる質問ができるようになりたい。そのためには、3つのvと5w1hを組み合わせて質問を作ることが有効。
相手の使う言葉に注意深く耳を傾け、価値観を理解し、様々な角度から掘り下げるということを意識したい

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2021年08月22日

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なかなか質問に特化した本が無くて
でも今度質問をしなければならない状況があったので悩んでた
普段何も考えてなかったから
質問ってパッと思い浮かばないことは知っていたが

こんな感じで構成していけばいいのだと
わかりやすかったし、質問の質や幅が広げられた気がする

また最後のページにオススメの本一覧がある本は
本当にありがたい

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2021年01月27日

Posted by ブクログ

そもそも「良い質問」自体がどのようなものかわからないという状態であったが、その定義を知り、かつ相手に問える方法を知ることができた。現在や未来についての質問をすること、want toとhave toを知ることを意識したい。
コーチングについて知る初期本。

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2019年10月14日

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質問のほん。

人の話を聞きたくてする質問と、自分に問いかけて行動の起点にする。
どんな質問をするかで、人生が変わる、ともいえる。

質問には、答えやすさと、気づきがあるか、で「軽い質問」「重い質問」「良い質問」「悪い質問」がある

こたえにくい質問によって、自分事として物を考えられるようになる


紙に、あるテーマで質問をたくさん(20個)書き連ねることで、自分の質問の傾向もわかるし、
Vision、Value、Vocabularyを意識することで、質問の質を上げられる、など、実践的だったり本質的な内容だったりするので、試してみたい。

特に、自分に向けた質問の質を上げて、日々の行動をよくしていきたい

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2018年07月05日

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中国語“你問的問題,決定你是誰”(ISBN 13:978-9869511629)が読みだ。

“コーチング”とは戦略的に質問を重要である。

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2017年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"正直、タイトルを見た時点では内容があまりピンと来なかったが、
コーチングの経験を基に書かれたとても良い本だった。
具体的な手法もあり、ロジカルな分類分けもあり、わかりやすかった。

心に残ったのは、「全ての会話は質問の連続である」という言葉。
会話が上手くなる、人を動かす、能力ややる気を引き出す、全てに通じる事なのだと認識できて良かった。

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◆優秀な人と、そうでない人を分けるのは、”質問の差”である
⇒普段は意識をしていないが会話の多くは質問と回答で成り立っている
 ”良い質問”をする技術を身につければ、優秀な人になれる

粟津さんに影響を与えた質問はコーチ・エィの代表 伊藤さんの質問
”会社でどんなことをしたいの?”
""エクゼクティブコーチになって、何をしたいの?""

◆良い質問は、相手に考える余地を与える
・世界一のサービスをしなさい
・世界一のサービスとは?
⇒”何なのか”、”何をすべきなのか”…etc

【組織の中でよく使われている質問は、その集団の”本質”を表す】
ex)糸井重里さんは「それ本当に面白いの?」を常に繰り返している
 ⇒一番の価値観は「面白いかどうか」
「売り上げはどうなっている?」だと売上主義
「顧客は満足しているか?」だと顧客主義 などなど

◆コーチングの役割
正しい姿、あるべき姿が見えるように、コーチのフラットな目を通じてチェック
ゴルフのコーチとまったく同じ。スイングの確度やスピードを見ている。それと同じ。

◆4つの質問の分類

1.軽い質問
相手との関係を良くする質問
ラリーのようにポンポンと会話が弾む感じ

2.悪い質問
相手との関係性を配慮していない
たとえば、無意味に相手のプライベートに立ち入るなど
質問者の価値観や思い込みを押し付ける質問、相手を追い詰めたり委縮させる質問も該当
「子供を塾に通わせないで大丈夫なの?」「結婚はしないの?」「あなたがやったんじゃないの?」

3.重い質問
質問された側が”答えたくない”が、”気付きにつながる”
一番の特徴は「質問の目的が共有されている」こと
「グローバルな企業とはなんですか?」
「社員が社長にもっとも期待していることはなんですか?」 などなど
重い質問は他人だけでなく自分に向けて研磨することも出来る。

4.良い質問
大前提として、誰にとっても共通の良い質問はない
特徴は一つ「本質的」ということ
1)本当に手に入れたいものを聞く質問
2)仕事の大義を聞く質問
3)言葉の定義を聞く質問
4)反対の概念を聞く質問
5)当たり前と思っている事を聞く質問
6)立場を変えてみる質問
7)今と未来について聞く質問

・用意された質問は心に響かないので、その場で考えることが大事
・部下を育てたいならアドバイスではなく、質問で考えさせること
・フィードバックは「客観的な事実」と「主観的な意見(Iメッセージ=私はこう思いましたetc)」
・重い質問を良い質問に変えるのは、ポジティブシンキング
 ex)失敗した理由を問うのではなく、「改善するためにはどうすれば良いか」

◆本人の中で内在化している質問の近くにある、自分にしていない質問を見つけるためには
<3つのVに注目する>
1.Vision:手に入れたいもの
2.Value:価値観
3.Vocabulary:良く使う言葉"

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2017年06月23日

Posted by ブクログ

質問をするのが仕事の1つなので、どうせなら良い質問をしたいと思い読んでみた。良い質問とはどういう質問か、そのためには普段どんなことに気をつけて人の話を聞いたらいいのかが書かれており、実践をしてみたくなった。

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2017年02月22日

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質問の分類とその特徴。どのように良い質問を作るかが端的に書かれた本。非常にわかりやすいのと、自分自身ハッとされる質問が本の中にいくつも折り込まれていた。特に若手が読むにはいいと思う。あなたが社長だったらどういう行動をとりますか??

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2017年01月15日

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ネタバレ

実践的メソッド、事例の深堀りというよりも、良い質問が人間関係を変える入門書という感じでした。鋭いコンサルティング的な目線(その質問でテーマ、プレゼン内容の穴をつく方法)を知りたいと思っていたので、期待と違っていました。

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2025年04月20日

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まずは
ここに書かれてある、自分の目標と価値観、よく使う言葉を考えてみて。日々質問するのを習慣にしてみようと思う。
何かしらの気づきは得られそう。
さらに、価値観に気づくために日々の選択と、その後の行動と結果についても記録してみようと思った。

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2024年07月22日

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質問によってきづいを生み出す。
自分で気づくことで深い納得と理解がある。自分が思いついたからやりたいと思える。

教える、アドバイスだと自分で得た気づいではなく他人からの発想なのでやらされ感がつきまとう。

まさにそうだなと納得した。
お客様に対しては質問によって気づいていただく。現状や目指す姿、ギャップに気づいてもらう。今から変わりたいと思っていただき同じ目標に進むための質問をする。

部下に対しても教える、なんで動いてくれないの?ではなく動かせる。そのために気づきを与えられる、考えさせる質問を意識して問いかける。
自分が教えた、ではなく部下が考えた、そう思ってもらえる様な部下を勝たせる上司になる。

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

質問の具体的な例が多く載っていて初心者にとても優しい本だと思う。
初めてエグゼクティブコーチの存在を知った。
この本でエグゼクティブコーチという仕事について大まかに触れられて良かった。

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2022年04月27日

Posted by ブクログ

質問 とは。

テレビとか見てても、「これはこういう種類の質問か」とか思うようになったし、相手の話を聞いて聞きたいことをどうやって聞こう?とか思うようになった。

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2021年03月03日

Posted by ブクログ

良い質問とは、相手が思いもしていなかった気づきを与えられること。
3つのV(Vision,Value,Vocabulary)を、5W1Hの組み合わせで聞いていく。

良い質問したいですよね。

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2021年01月31日

Posted by ブクログ

上司にずっと言われていた「質問」がわかりやすく並んでた。
営業で使えそうなところ
・オープン、クローズを使い分ける
・ポジティブな言葉を使う
・自分にも質問を投げかけ、自分をコントロールする

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2020年05月10日

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良い質問には、自分と周囲の人々の人生をより良い方向へ変える、大きな力がある。

質問は4つの分類ができ、良い質問は相手に気付きがあるかないかが重要であることがわかった。
未来に明るいイメージを持てるような質問をすることを心がけていきたいと思える本です。

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2020年02月23日

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大企業の経営者に「コーチング・セッション」を行なう「エグゼクティブ・コーチ」という仕事をしている方が書いた本。
「コーチング・セッション」とは、一言でいえばクライアント(企業の経営者)が目標を達成するために「良い質問」をすることだ。

私たちの日常会話の多くは、質問とそれに対する回答でなりたっている
それだけでなく、ひとりで考え事をしているときや行動の予定を立てるときなど、人は自分への質問も繰り返している。
いわば質問とその回答によって、その人の行動あるいは人生すら規定される。
自分に毎日同じ質問をしていれば、同じ毎日を過ごすことになる。
一方、新たな質問を投げかければそれが新しい行動へつながり、それが成功へとつながる。

「良い質問」は自分と周囲の関係を良好にすることもできる。
何か問題を抱えた人が、相手から投げかけられた質問によって明るい未来に向かえる可能性がある。
その質問が一生残り続け、人生の原動力となることもある。

「質問」は4種類に整理・分類することができる。
①軽い質問(答えたくなる、気づきがない)
②悪い質問(答えたくない、気づきがない)
③重い質問(答えたくない、気づきがある)
④良い質問(答えたくなる、気づきがある)
「気づき」とは質問によって得られる、目的や目標達成につながる新たな思考・行動を起こすものである。

「良い質問」に決まった形はない。ある人にとっては深い気づきをもたらした質問でも、他の人には効果がないこともある。そのため、質問には「個別対応」が必要である。
まずは「軽い質問」で「良い質問」をするための情報収集をする。
たとえばその人の成功体験を語ってもらい(話していて嬉しい・答えやすい・話し慣れている話題)、相手との関係を良好にするとともに「良い質問」をするための下地をつくる。

相手の成長にとって必要であれば、あえて答えづらい「重い質問」をすることもある。
ただし相手にとっては触れられたくないところに踏み込むことになるので、使い方やタイミングは慎重に考慮する必要がある。
相手に「なぜそんなことを聞くんだ」と思われないためには、質問の目的が共有されていなければならない。
質問の目的が共有されていないと、それは「悪い質問」となる。

「良い質問」を作るために効果的なのは、相手の中で内在化している(その人の中に深く留まっている)質問に近く、かつ盲点のように見逃しているポイントを探すことである。
その発見の切り口となるのがVision(手に入れたいもの)、Value(価値観)、Vocabulary(よく使う言葉)の「3つのV」である。

Visionは、それについて多く語るほど実現する確率が高まる。
そのため「よく使う言葉」とも関連が深い。

人の行動はその人の価値観に大きく左右される。
仕事におけるスキルや知識において優秀であっても、「基本となる考え方」「モノの捉え方」「根本的な価値観」に問題があればパフォーマンスは充分に発揮されない。

こうした「3つのV」に5W1Hを組み合わせることで、質問を作ることができる。
5W1Hの中で普段あまり使わない疑問詞を使ってみたり、「3つのV」を2つ以上使って新しい組み合わせを作るのが有効だ。

作った質問は人に投げかけるだけでなく、自分にも積極的に投げかけていくことで人生をより良い方向へと導いていくことができる。

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ビジネス本が好きな人にとっては、フレームワークの形で整理された内容は分かりやすく読んでいて明解で楽しいかもしれない。
アクティブリスニング(傾聴)についても触れるなど、決して理論だけでは習得できない部分もあると感じた。
大企業を率いるエグゼクティブには、ビジネスの実学的なスキルだけでなく、目に見えない「人間性」やいわゆる「考える力」、「問う力」が必要になってくるのだろう。

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2019年11月13日

Posted by ブクログ

「何か質問ないですか?」って言われたときにいつも思い浮かばないので読んでみた。企業のコーチングが主な内容だったが、最後に良い質問を自分に投げかけたら、新たな気づきが生まれる、というところは役に立ちそう。自分の「3つのV」ビジョン、バリュー、ボキャブラリーを探って、「自分が本当にやりたいことはなんだろう?」と常に問いかけると良いらしい。

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2018年09月11日

Posted by ブクログ

「自分が社長だったらどう質問(対応)しますか」、部下にはビジョンがないと叱責を繰り返している海外展開を目指す経営者がに対して「自分が他の世界的な経営者と比べると強み弱みはどうですか」など、視点を変える方法についてなるほどと思うところがあった。
一番納得した部分は、「コンサルティングはアドバイスをするが、コーチングはアドバイスをしない。自分の美学や好みという問題ではなく、答えの方法を示してしまうと依頼者の「気づき」を奪ってしまうから」という部分。個人的には全体的に退屈だった本だけど、この1文を読めただけで十分にこの本は価値があった。

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2018年05月24日

Posted by ブクログ

コーチング寄りの「どういう風に良い質問をするか?」という本。
質問される側も人間なので、聞き方を含めて考えられた質問をしなければならない。そして、その「質問される側」は「自分(つまり自問)」でも良い。

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2017年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コーチングや自己啓発の入門書としてはわかりやすくてよい。

自分にどれだけ質問できるか と問われると詰まってしまうので、考える意味でよかった。

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2017年02月15日

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