【感想・ネタバレ】パードレはそこにいる 上のレビュー

あらすじ

勇猛果敢でずば抜けた能力を持ちながらも、現在は休職中の女性捜査官、コロンバ。少年時代を誘拐犯に監禁されて過ごし、閉所恐怖症をわずらう失踪人捜索専門のコンサルタント、ダンテ。ローマで女性が惨殺され、その六歳の息子が行方不明になったとき、捜査の行く先を懸念する警察幹部は、ひそかに事件を彼らの手に託した。それぞれ過去の凄惨な出来事が残した傷を抱えるふたりは、喧嘩を重ねつつも協力して真相を追う!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

先日までドイツ物を読んでいたが、今度はイタリア。
ということで相変わらず名前が覚えずらいが、ドイツよりはましかな?
しかし、内容は面白い。とてつもないトラウマを持った女刑事と失踪人を探すプロ。二人が連続児童誘拐犯を追うというストーリー展開だが、何より二人のキャラが良くできているうえ、会話もユーモアをまぶしながらも歯切れが良い。トラウマ描写もスパイスになる程度で物語の足を引っ張っておらず、誘拐犯との知恵比べが次々に展開されて、テンポも良い。
凝った構成にも引き込まれるし、作者の描写力も視覚的にも迫力があって、”爆破シーン”の描写なんてすさまじい。
いよいよ犯人像が浮かび上がって情感は終わるが、下巻はまだヒネリがあるんだろうなぁ。
楽しみ!

0
2017年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初こんな女性刑事読んだよなーと思いつつ進む。主人公?の活動の制限がまどろっこしいが、それをうまく話の流れでつかいつつ下巻へ。彼はどう関わってるの?
イタリアのミステリーは初めてだが、組織の感じは万国共通。名前が少しだけ覚えにくいかな。

0
2020年01月06日

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