あらすじ
【グレート・ギヴリオン】との戦闘中、思いがけず四神と遭遇したゼロスとアド。彼らは諸悪の根源である四神の殲滅を試みるものの、結果的に取り逃がしてしまう。
それでも当初の目的である魔物暴走の鎮圧は完了しており、アドはようやく妻であるユイとの再会を果たす……のだが、超が付くほど嫉妬深いユイは、アドの連れであるリサとシャクティを見た途端、敵意むき出し! 壮絶な修羅場へと発展するのだった。
一方、イストール魔法学院の成績優秀者で構成された調査団は、地下遺跡都市【イーサ・ランテ】の調査を開始していた。その一員であるセレスティーナとキャロスティーは、護衛として調査団に同行していたアンズとエロムラが怪しい隠し扉を通過するのを偶然目撃する。
「行くしかないですわ……いえ、行くべきです!」
冒険心に火がついたセレスティーナとキャロスティーは、早速追跡を開始し……!?
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Posted by ブクログ
イーサ・ランテ遺跡での、エロムラ&アンズとそれを追いかけるセレスティーナ&キャロスティーの話の続きからですね。
上まで登って、地上の遺跡を確認したら、そこに強力なモンスターを発見。戻ろうとした所で、強力なモンスターを遭遇戦に入り、撤退戦を行い、帰還した後エロムラがもぎられてマダムになりかけたりとイベントたくさんです。
一方その頃、ゼロスとアド一行はゼロス邸へ帰還。邪神が復活し始めて、復活のためにモンスター討伐をしなければならなくなったので、アド君が傭兵登録をした上でレアなモンスターを討伐に。
討伐地はなんの偶然かイーサ・ランテ直上の遺跡群という。そこで大暴れしたおかげであらたな伝説が作られることに。
そして、そこには龍王と呼ばれる巨大なドラゴンが...。
というところで10巻は終了。
そういえば数巻前から、次の巻に話がつながるような展開になっていますね。
流石にこの付近の巻から読み始める人は居ないでしょうから、問題ないとは思いますがね。
今回のメインはエロムラたちのイーサ・ランテ探索ですね。本誌の半分くらいです。
一応、エロムラもこの世界だとかなり強い方なのに、アンズちゃんは更に強くて、ゼロスの次ぐらいなんですよね(ゼロスがレベル1000超え、アンズが900ちょい、エロムラが600台)。
アンズちゃんが子供なのに、結構辛辣だったり、殺伐してたりするのが良いです。ときおり見せるほっこりな行動も良いですね。
個人的に好きだったシーンはアド君の傭兵登録で、お約束の他の冒険者に絡まれるところですね。当たり前のようにアド君は無双しますがね。こういうシーン好きなんですよね。
エロムラがいろんな意味で不幸なのも楽しいです。いい人そうなキャラなのに残念系っていう。
邪神ちゃんも復活し始めて、名前もアルフィア=メーガスになりましたし、神様(管理者?)たちも結構暗躍してきて、世界の裏側がいろいろ出てくるのが良いです。
毎回書いていますが、とにかく面白いです。