【感想・ネタバレ】操縦不能のレビュー

あらすじ

北朝鮮からの亡命者を乗せたワシントン行き002便は、大雪のため遅れて離陸した。その直後、機長二人が倒れ、コクピットには副操縦士の江波だけが残された。そして墜落の危機が訪れる。速度と高度を示す計器がなぜか狂いはじめたのだ。万策尽きた江波に、救いの女神が現れる。元訓練生の岡本望美が、地上のシミュレーターで“一緒に飛ぶ”というのだ。最も危険な夜間飛行が、いま始まる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

インシデント(近事故),アクシデント(事故),空間識失調(パーティゴ)などの用語の意味がよくわかる。
模擬試験(シミュレータ)での訓練の精密さがしみじみと分かった。
視界が閉ざされた状況までも再現できるとは。
そして,実物の壊れた計器の代わりを、模擬試験の計器が果たそうとは。

現場を知っている人でなければ書けない現実味。

航空宇宙のソフトをおろそかにしてはいけないという教訓。

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2012年02月10日

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