【感想・ネタバレ】幽霊が返した借金 おでん屋こはる事件帖のレビュー

あらすじ

時は天保年間の江戸・神田白壁町。おでん屋を営む主人公のこはるは、気になることがあると、首をつっこまずにはいられない性分である。ひょんなことから近所に住む夫婦喧嘩の仲裁をしていたところ、奇妙な事件に巻き込まれてしまうこはる。不思議なことに、借金を返したのは、すでに死んでいた女だというのである。そんなことがあり得るのか? 断片的な材料から、こはるが導き出した謎の答えとは――。表題作のほか、できすぎた女の失踪に隠された真実をあぶりだす「神隠し」、放火未遂に対する証言の違いの謎を解く「嘘吐き弥次郎」など四編を収録。定町廻り同心もお手上げの怪事件の数々に、こはるが挑む“人情&ミステリー”時代小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

おでん屋を営む主人公は、気になる事があると
つい首を突っ込んでしまう。

連続短編になっていて、事件はきっちり解決。
しかも、今だと考えられないような事件のごまかし。
すべて関わった人達が幸せにはなっていますが
後ろを知らなかったら、それでも…と
言いたくなるような事件も。

江戸で、人情で、というので成立する内容かと。
辻褄もあっていますし、面白かったです。
最後の話だけは…本人が選んだとはいえ
なかなか辛いものがありそうですが。

0
2020年04月30日

「歴史・時代」ランキング