あらすじ
本当の意味で仕事ができる人は、体調や気分に左右されることなく
常に高いパフォーマンスを発揮できる能力を兼ね備えています。
そのために必要なのは、能力ではなく技術です。
技術は後天的に身につけられます。
「疲れず結果を出すやり方」と「疲れてもいち早く回復する方法」を身につけて、
ストレス・長時間残業とは無縁の生活を送りましょう。
【目次抜粋】
序章 「仕事で疲れない」にはコツがある プロフェッショナルの定義
疲れない人はいない/疲れを制する6つのポイント
第1章 ベストコンディションをキープする 疲れと仕事
基礎知識疲れは3つに分類できる/メンタル不調を見逃さない4つのA
第2章 疲れにくい心と体のベースをつくる プロフェッショナルの生活習慣
睡眠のゴールデンタイムを外さない/外食でもコンディションを上げる/満員電車でもできる簡単トレーニング
第3章 ストレス・プレッシャーに強くなる 心の疲れを溜めない思考法
折れやすい心の3タイプ/ABCDE理論/心を軽くする「はひふへほ」
第4章 残業ゼロでも結果が出まくる 超・効率仕事術
ワールドスタンダードは昼休みが短い/仕事は「クイック&ダーティ」で/引き受けたくない仕事は「アサーティブ」に断る/できる人ほど他の人に仕事を振る
第5章 仕事は人間関係が9割 ムダなストレスを生まない調整力
仕事の人間関係を整える6つの基本姿勢/コミュニケーションがうまくいく4つの技術
第6章 疲れを最速で吹き飛ばす 働くための休息術
休むことに罪悪感を感じていないか/自分が思うほど会社や上司はあなたを見ていない/セルフコンディショニングは「4つのR」が決め手
終章 プロフェッショナル総論 「仕事で疲れない」人の資質
仕事で疲れない人が持っているもの/目指すは「ワーク・ライフ・ソーシャルバランス」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あまり期待していなかったが、よくまとまっている本だった。
うまく、言葉が整理されていて、ストンと入り込むところがある。
こう言う時代なのだね。
『最高の自分』を保ち、結果を出しつづける。
人間は、やはり疲れるのだ。
疲れることを否定していけないから、
疲かれないようにして、疲れたら、早急に回復する。
いわゆる ワークライフバランス を保つことだ。
生活習慣 睡眠・食事・運動を 疲れないようにする。
肉体疲労、精神的疲労、神経的疲労を軽減する。
心理的な仕事の負担(質・量)を軽減する。
デジタルデトックスも必要である。
マインドフルネス。心を満たす状態をつくる。
アンガーマネジメント。怒りのコントロール。
ストレスの「累積負荷と蓄積時間」。
それをどうやって、コントロールするのか?
ワークエンゲイジメントを 高くする。
予測することのできない変化に、適応できない心を
どうバランスよく、組み立てるのか?
まぁ。うまくいかなければ、逃げればいいと説くところが
肩のチカラがぬけていていいなぁ。
『休む・さぼる・息抜きする』ことだよ。
よくまとまっていて、新入社員用のテキストだね。
Posted by ブクログ
朝起きたときにしんどくて仕事に行きたくないと感じることがあったり、仕事中にやる気がでなくなり手がつかなくなることもあった。それをなんとかそれをコントロールしたいと思っていたのでいいタイミングでこの本を読むことができてよかった。
疲れを貯めずにやる気につなげるポイントがたくさんあったが、気に入った一部をメモがわりに記載しておく。
全て実践できればうまくいくような気がしたが、一度に全部実践するのは難しいので少しずつ考え方や心がけを変えていきたい。
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疲れはどうしてたまるのかを自覚しておくことが大事で、それをうまくコントロールし解消することが疲れをできるだけ貯めないためのポイント。
疲労には3種類あり、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労がある。
肉体的疲労は睡眠不足や働きすぎだけでなく、栄養不良、運動不足も原因であると気づかされた。
神経的疲労はデスクワークなどで視神経や脳が緊張した状態が続くことによる疲れであり、寝る前までスマホやパソコンを見ることは非常に疲れが残るものなのだと。
夜にはできるだけ、ブルーライトのでない本やリラックスする時間に充てるように心がけていきたい。
また睡眠サイクルのずれも疲れの原因になっており、いわゆる「ブルーマンデー」は週末寝溜めしたりすることによってサイクルのズレから起こる疲労感なのだと。
疲れていると感じたら寝だめをするのではなく、朝起きる時間は同じで寝る時間を早めに取ることが大事。
ついつい週末は夜更かししてしまいたくなるが、その後の1週間を考えると夜遅くまで起きるよりも、朝早く起きて朝に好きなことをやる方がいい。
このどれをしてもやる気がでてこないときは、
理由がないのにモチベーションが上がったり下がったりすることは誰にでもあることで、無理にあがこうとせずに時間が解決してくれるものであることを覚えておく。
Posted by ブクログ
明日に疲れを持ち越さない プロフェッショナルの仕事術
2016/6/20 著:渡部卓
著者はライフバランスマネジメント研究所代表。職場のメンタルヘルス、コミュニケーション対策の第一人者として、講演、企業研修、教育分野、マスコミでの実績は多数に上る。
本当の意味で仕事ができる人というのは、体調や気分に左右されることなく常に高いパフォーマンスを発揮できる能力を兼ね備えている。プロフェッショナルとは、いわば「最高の自分」を保ち結果を出し続けられる人のことである。
本書は以下の7章から構成されている。
①疲れと仕事の関係 基礎知識
②プロフェッショナルの生活習慣
③心の疲れを溜めない思考法
④超・効率仕事術
⑤ムダなストレスを生まない調整力
⑥働くための休息術
⑦仕事で疲れない人の資質
常に質の良いアウトプットを出し続けたい。
いくらスキルや能力を磨いてもそれを継続して
安定して発揮出来ないと意味をなさない。
そのためにはやはり
安定した体調と精神状態を保つことが求められる。
最近疲れが溜まっている。
誰しもが疲れるのは当たり前であり
心が疲れているのか身体がまいっているのか
はたまたその複合なのか。
疲れないためにどうればいいのか
疲れたら休息し急激に回復するのにどうすればいいのか
色んな視点から本書は書かれている。
もう少し自分の体調と疲労について
気を遣いながら頑張り続けたい。
Posted by ブクログ
さらっと読める本。
疲れて、本を読む元気もないときでも手に取れそうなくらいコンパクトに情報がまとめられています。
叱ったり注意したりするときのポイント「かりてきたねこ」の部分を読みたくて取り寄せました。
か・感情的にならない
り・理由を話す
て・手短に
き・キャラクター(性格や人格)に触れない
た・他人と比較しすぎない
ネ・根に持たない
コ・個別に叱る
かわいくて、意味もいいフレーズだと思いました。いろんな人に紹介したいです。