【感想・ネタバレ】ハチミツとクローバー 1巻のレビュー

私の憧れの大学生活がここに…。言わずと知れた名作『ハチミツとクローバー』のご紹介です。
顔を赤くしてしまうような青春の甘酸っぱさと、人生に本気で向き合うからこその葛藤を描いた本作品。何度読み返してもその時々で発見があります。
ハチクロを初めて読んだのは高校生の時だったでしょうか。大人になった今も、ふと思い出すマンガです。羽海野先生のマンガはいつだって本気で、執念で描かれている気がしていて。そんな作品だから、きっと心の一部になってくれているのだと思います。
電子版では、一部ページがカラーで収録されています。我が家には紙版がいつの間にか3セットありましたが、電子版も買いました!新規の方も、かつての読者も、是非羽海野ワールドを体感しましょう!

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匿名

ネタバレ 無料版購入済み

ハチクロで最後だった

ハチクロを思うと、自分がこの作品に出会った時期、タイミングを思い出す。
エモくて溜まらない‥そんな気持ちになる作品No.1✧✧。
竹本くんの純朴さと爽やかさと、一番わかりやすく仲間を思ってる感じが好きだった。
この作品の居心地の良さは、
美大生の等身大な、描かれ方なと
作品の中に、
『オタク』というワードが出てきた所。
そんなのアリなんだ?!と新鮮だった。
ファンシーで青春で恋愛な少女漫画に、革命的だった。

もうとっくになくなった地元のレンタルビデオ兼の本屋で、試し読みしたのが始まりで
すでにボロボロで、その場で何回か立ち読みして、面白くて、居心地よくて、買って揃えて、
続きが出るのを待ちわびた作品。
電子コミックスもまだまだ普及してなく、
紙のコミックスの発売を楽しみにしたのは
ハチクロで最後だったのかなと思う。

#癒やされる #切ない #エモい

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2023年09月03日

ネタバレ 購入済み

・大学の空気感
・心情描写の繊細さ、丁寧さ

それぞれの人物が、自分なりに考えて選択する「大学」という場。
行動範囲は明らかに広がり、できることは数多い。でも、大人なのかというとそうではない。
そんな大学時代の空気感を、本当によくとらえている。

はぐちゃんにしても、森田先輩にしても、一見すると、その他の登場人物は、漫画的に個性を持った人物に見える。。
作者の心情の描き方が極めて丁寧で、すべての行動に納得がいく。読み返せば読み返すほど、それぞれの人物に感情移入してしまう。


『3月のライオン』から読み始めていたが、厳しい勝負の世界ではなく、ゆったりとした時間が流れる中で、それぞれが人生選択を行う作品。
「自分自身の周りにも、同じように悩んでいる人がいたな」とか、「ああいう先輩いたけど、心の中ではこう考えていたのだな」など、大人になってから振り返ることができる不思議な作品だと思います。

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2020年05月14日

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