あらすじ
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「人類最高の発明です」「わが社でも大人気です」など、大企業から主婦まで、読者からの熱い支持で、決算書のベストセラーが、最新の数字でリニューアル。この本で手に入る決算書的思考法は、資本主義を生きるための万能ツールとなり、あなたの人生を必ず変えていきます。
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Posted by ブクログ
あなたは財務諸表をもとに財務分析をすることができますか?
わかりやすく言うと決算書をもとに決算書分析ができますか?
えっ?全くわかりやすくなっていませんか。
そうですよね。
ちなみに、これだとどうですか。
・貸借対照表(バランスシート)
・損益計算書(P/L)
・キャッシュフロー計算書(CF)
の3つ使用して分析をする。
?????の方。昔の私と一緒です。
その昔、塾講師時代、多くの生徒を偏差値の高い学校へと送り出してきましたが
私自身が社会人として、ビジネスマンとしてはド素人であることを痛切に感じました。
教え子達は将来、ビジネスの世界で頑張るのに
そんな教え子達にビジネスの仕組みを全くわかっていない自分が教えるって、どうなん!?と思いました。
そして、案の定、塾講師から一般企業に転職した時
ビジネスの基礎を知らない私は大変苦労しました。
というか、単純に恥ずかしかったです。
それから、たくさんの決算書関係の本を読みました。
ですが、どれも難しく、また言葉を覚えても、意味がわからないことがたくさんありました。
そんな悩みを解決してくれたのが、この一冊です。
この一冊をしっかり勉強すれば、
自分の会社の決算書分析をしたり、他社の決算書分析ができるようになります。
お金の流れをわからずして稼ぐ人間にはなれません。
Posted by ブクログ
ちょっと昔の本ですが、
決算書の読みこなしについての良書です。
読みこなしといっても、隅々まで理解するのではなく、
ポイントのみを分かりやすく説明してくれています。
これを理解することで、財務分析の視点の基本は、
充分身につけられます。
何よりもおもしろいのは、著者の吹き出しが多いこと。
なんか真面目に勉強している横で、
ちょっかいかけられてる感じがします。
それがまた絶妙なタイミングで入ってるからよい。
頭にも残りやすいし、そういったのを重視して書いたんだろう。
もちろん、ポイントのみとは言っても、
基本的な指標の説明もちゃんとやってくれるので、
初心者でも一度読めばかなり理解できます。
読み終わったら、あとは実践あるのみです。
財務分析では単体で見るのではなく、
同業他社や時間軸で比較して見るのが大切。
それだけで見ても良いのか悪いのかなんて分からない。
とにかく新聞、雑誌、ネットで目についたら、
都度眺めて指標の背景にある思惑を想像してみよう。
気になったフレーズ:
・決算書は人間の欲望や行動を貨幣という単位で表した
暗号のようなもの
→いやあ、沁みますねえ。
Posted by ブクログ
あるとき、普通の主婦がたった一日で決算書を読めるようになる講座があるという記事を雑誌でみた。その「稼ぎ力養成講座」がこの本の元となっている。その記事をみてからとてもこの本が気になっていた。
確かにここに書かれている基礎的な決算書の見方がわかれば、専門家でもない限り必要かつ十分であると思う。
決算書を読みこなすということは、決算書からその企業がどのような状況におかれているのかということであり、決算書はその道具である。
BS(貸借対照表)は債務者の支払能力を示すためのものであり、PL(損益計算書)は株主のためにどのように企業が利益を出しているのかを示すものである。
この2つの主要な決算書を読む上で大切なことは、同業種同士で比較すること、過去何年分で経過をみていくことの2つである。
同業種で見なければならないのは、その業種の平均を知るためである。
例えば食べ物関係は、経費が約7割を占めている。平均よりも低い営業経費でより多くの営業利益を出している飲食業界があれば、その会社は利益率が高い会社であることがわかる。
また、マンションの分譲会社の営業利益は約1割~1.5割である。ということは、新築マンションを買えば、約1割は経費が上乗せされていることが推測できる。
このように、決算書を見ておくと日常生活にも役に立つ。
また一企業の利益を見るとき、規模(総資産)でみることも大切であるといえる。総資産がほとんど変わらないのに、自己資本が低く、有利子負債が多ければ、その会社は勢いがない、ということがわかるからだ。
このような形でとてもわかりやすく説明されている。
上記のような内容であればわかるという人は必要ないが、知らなかったと思う人であれば読む価値大である。
Posted by ブクログ
勝間和代さんお勧めの本
簿記、会計の知識ゼロの私でも、会計の基本が手に取るように分かることができました。
おかげで、たまたま最近受けた昇格試験の財務諸表に関する問題もばっちり解けました。
この本の素晴らしいところは、会計の入門書でありながら、
単なる専門用語の解説ではなく、経営者や投資家が財務諸表を見て
どのような分析をして、戦略を立てているかというところまで、
分かりやすく解説しているところです。
実在のソニー、パイオニア、シャープ、三洋電機など
有名企業のデータを使い、それぞれの経営状況を
分析している章などは、まさに知識だけ無く、
いかに会計を道具として使いこなすかということを、
とても分かりやすく解説しています。
会計初心者向けでは文句なしに★5つです!
Posted by ブクログ
この人の書く本はとても分かりやすい。
他の本で挫折した人も、これだと理解出来ると思う。
お金の視点で経営を考える力がつくと思った。
お金で全てを比較するのが経営。時間で比較するのがプロジェクトだと感じた。
Posted by ブクログ
財務諸表の読み方をわかりやすく解説している。ポイントだけを押さえた最小限の説明なので初心者や手っ取り早くコア部分だけ理解したい人にオススメ。また日産、伊勢丹、SONYなど実例をあげた企業の時系列分析、同種企業比較分析もしてあるので、実践的。
Posted by ブクログ
書評にはいろいろあるが、個人的には一番わかりやすいと感じた決算書の解説本。用語の意味が理由とともに説明されている点がよく、段階的に読み進めていける。
Posted by ブクログ
読もうと思った理由
決算書についてわかりやすく書かれていると思い、内容を理解したかったから
著者の「稼ぎ力」「経済ドラマ」など独特の説明を取り入れ、決算書を読むうえで、学者等が書かれれるような詳細は抜きで、本当に大事なポイントのみわかりやすく書かれていて大変参考になりました。数年ぶりに再読。
Posted by ブクログ
財務諸表とは何なのかをざっくり知るために、最初の1冊にすると良いと思います。かなり親切に書かれているので、途中で詰まるとか挫折するということはないと思います。
ただし、例えば、間接法によりキャッシュフロー計算書(CF)を作成する場合、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の項目に、何故、減価償却費をプラスとして計上するのか等の実務的な問題に対して、丁寧に回答を与えるものではありませんが、この本で財務諸表作成に関する基本的な考え方について一応の理解しておけば、初級用、中級用の別の本に進んでも、その内容の理解が容易になると思います。
Posted by ブクログ
非常に分かり易かった
財務諸表を読むだけで会社の状態や、何を考え、どうしてきたのかがよくわかる
数字は嘘をつかない
とりあえず財務諸表が読めるだけで面白くなる
Posted by ブクログ
とにかく最後まで読めました。
アバウトにイメージはつかめました。
経営には必要な知識だと思います。
何回か読み直したいと思います。
(63/1000冊読んで人生変える!プロジェクト)
2008−24
Posted by ブクログ
決算書の解説本
渋井真帆さんの本は面白い。日経新聞読みこなし隊でもあったように、決算書もドラマがあると書いてある。
決算書は筋の羅列だけをみるのではなく、数字の中に含まれている人間の感情や行動を考え物事をみていくとあらゆる数字が楽しく見える。。。という。
たしかに連ドラは面白いので見る人は多い。
決算書を見ない人には、こういう切り口があって入りやすそう。
Posted by ブクログ
私が会計を学ぼうと思って手にした初めての本。財務諸表の読み方をわかりやすく解説しているので、この本さえ読みこなされば…多少は決算書を理解することが出来るのでは???
Posted by ブクログ
ビジネス書ブックガイドから、だったか。本書は、最初に著者が書いているのに従い、傍線部や色字部だけを拾い読み。全く知識のない状態からだと訳が分らんと思うけど、これまで読んだ本の中でも、決算書の読み方的な部分はちょくちょく出てきていたから、本書は上記の読み方でも結構いけた。なんだ、逐一読まなくても大丈夫なんだ、ってちょっとビックリ。でも、それだけ重要な部分を的確にピックアップしてあるってことだし、本書の価値を貶めるものではない。著者の目的たる、決算書の取っ掛かり本としては、かなり役立つものだと思う。
Posted by ブクログ
決算書を読み解くために注目するべき内容をピック・アップして分かりやすく説明している本です。
単に数字の意味を解説するだけでなく、過去の業績や同業他社との比較を通じてそれぞれの企業の業績についてどのように解釈するべきなのかということにも、具体例を用いて分かりやすい解説がなされています。多くの知識を詰め込む前に、決算書を通して企業の業績を判断するということが、具体的にはどのようにおこなわれているのかを実際に体験してみることができるというところに、本書の一番の強みがあるように感じました。
自分自身で企業の業績を読み解いていくためにはもっと多くの知識が必要だということも痛感しましたが、そうしたことが体験として分かったという意味でも、本書は有益だったように思います。
Posted by ブクログ
こういう、綺麗なお姉さんが、ビジネス本を出すっていうのは、3年位前から流行っているんでしょうかね?
かくいう私もそれに乗ってしまった輩ですけど。。
まぁ、分かりやすい話し言葉で進められている内容は入門としてとてもよいと思いますよ。
Posted by ブクログ
決算書の読みこなし方が書かれていた本。
基本事項をわかりやすく解説しており、
この一冊で決算書の読み方の基礎が身に付く。
ただ、文章が固くちょっと読むのにエネルギー使った。
スイスイ飛ばし読みしで何度も読み返すのがいいと思う。