【感想・ネタバレ】Ｍａｙ探偵プリコロ（１）のレビュー

魔夜峰央

怒涛の魔夜峰央ワールドに待望の新キャラ誕生!! ヨーロッパの小さな国の王子様プリンス＝コロネット。正式な名前はエルキュール＝ファイロ＝エラリー＝コロネット。ご存知の方はピンとくるでしょうが、これらはミステリーにでてくる有名な名探偵の名前です。父である国王が大のミステリー好きなので付けられた名前です。そんなコロネットも、父の蔵書を読み育ち、やがて
ミステリーファンとなり、フリークとなり、マニアとなって、ついには「名探偵」となったのです！ メガネ一つで完璧変装！ 事件と聞けば瞬間登場！ とってもキュートな名探偵プリコロが純粋推理を駆使して、犯人をズバリ的中！ 今回の難事件は May探偵誕生!!/鬼運べ/Ｖの悲劇/クリキントン殺害事件 の４つ。 プリンス＝コロネットの大活躍の幕開け！シリーズ第1巻！

[ブクログ · ★★★★☆]

推理の筋道はいつも間違っているが、なぜか真犯人にたどりついてしまう。そんな探偵（王子）の物語。

設定が秀逸で、それだけでアイデアの勝利です。本格的な推理を楽しむというよりは、一つの事象から、どのように違った推理過程を引き出すかというところを楽しむものです。

それにしても、コマ割りがでかすぎるのが気になります。